2019年06月13日

英語ライティングこれ一冊

Amazonでいろいろ物色していたら、この本に目がとまった。




一通りやったので、感想なんぞを。

本書は、文法編と実践編に分かれており、文法編では英作文で押さえるべき文法事項と練習問題が用意されている。実践編では、エッセイの構成、イントロ、ボディ、コンクル―ジョンの形と確認を行い、ここでも練習問題がついている。

またボディの書き方では、英検2級や準1級のように論点(ポイント)が示されているものと、TOEFLやIELTSのように示されていないものにわけて解説、練習ができるようになっている。


やった感想としては、

1.例文がよい
 すべてにおいて、例文が英検からIELTSなどの作文を意識したものになっている。これが受験参考書とちがって、英検等に特化して勉強するにはいい。

2.練習問題が充実
 練習問題が充実している。基本的に本文でやったことを実際に自分がやることによって、身につけるという構成はよくできていると思う。

3.ネタも豊富
 実践編では、英検が好きな時事系であったり、Pros&Consの定番ネタが入っているので、一通りの重要なネタはカバーできている。

4.模範解答の水準が適切
 模範解答がかなり高度なものにしておらず、手を伸ばせば届きそうなものになっているので、解答がかなり参考になる。ネタと合わせて、解答を読むだけでも試験準備になりそうだ。


ただ、欠点としては

1.文法事項はやや冗長
 文法事項はよくまとまっているけど、使いやすさで言えば、やはり小倉の『例解 和文英訳教本 (文法矯正編)』プレイスには負ける。ただ例文がこちらの方がいいので、それぞれ一長一短があり悩ましいところだ。

2.アイデア出し
 本書は、ボディを書く時の論点をどのように生み出すか、「デティールからトピックへ」という方法を提唱している。練習してみたけども、私にはあまり機能しなかった。(私としてはマインドマップで十分かなという気がしている。)


というところだろう。

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2019年05月09日

aとtheの底力

2015年に一度読んだことのある以下の本を再読してみた。

(前のエントリ 冠詞2



以前はよくわかっていなかったことが今回はかなりうなずいて読むことができた。

本書の大きな主張の柱は

aの本質

「カタチあるモノのリンカクが1つ頭の中に現れる」

theの本質

「他のモノと区別されていること、話し手同士の了解」

無冠詞はちょっと難しいが

「相手との了解が成立していない場面で、かつ後ろに来るのはaをつけない(リンカクを持たない名詞(注)の場合」

(注)例として、可算名詞の複数形、不可算名詞、固有名詞、動詞や形容詞が隠れている単語、など。

とする。はっきりいってこれだけだ。これぐらいのことわかるよという人は多いけど、実際にはうまく使えないのが冠詞。そういう意味ではさまざな事例を解説してくれているので、丁寧に読めば、この本質が少しわかるかもしれない。

以前、読んだときは頭でわかったという感じがしただけで、腑には落ちていなかった。今回、腑に落ちるようになったのは、英作文を勉強しつつ、冠詞の存在を意識して、これはどういう冠詞の使われ方なのか、自分なりに調べたり、意味づけしたりしてきたのでそれなりに冠詞の意味するもの、イメージするものが少し感覚としてわかってきたというのもあるのかもしれない。

最終的には他の文法事項と同じく、あるいは句動詞と同じく、さまざまな文脈で冠詞を意識して、精読、音読し、自分の言葉として冠詞の意味を感じ取れるようになることが必要かなと思っている。(やっぱり音読して、自分で使ってみるということだ)


ちょっと話は変わるけど、おもしろかったのはハイコンテクスト社会とローコンテクスト社会の違い。

日本は体験を共有している人たちの社会であり、濃い関係の文化を持っている。そのため言葉で表現される部分が少なく、言葉以外の場の雰囲気みたいなもので理解する。これがハイコンテクストな社会だ。この場合、多少曖昧であっても読み手や聞き手が「察する」ことが可能だ。

一方、英語圏等はローコンテクスト社会だという。

ローコンテクストな文化では、互いに共有している情報が少ないので、言語化しなければならない部分が多くなる。数であったり、相手とともに情報を共有しているかどうかを確認する冠詞が必要なのだ。

したがって、英語では、冠詞と単数複数で丁寧に情報を伝えることとなる。

マーク・ピーターセン『日本人の英語』を読んだときに、日本人はtheを余分に使う傾向がある、という。

おそらく日本人はハイコンテクストな社会なので話し手は聞き手も共に了解していると思い込むことが多いのかもしれない。だから名詞を裸で使ってはいけないといわれると、やたらとtheをつけたくなる。

また本書でも指摘されていたけれど、実験によれば(pp.127-128)、可算不可算名詞を持たない日本人よりも可算不可算名詞を持つ英語圏の人の方が数に敏感なのだという。日本人はあまり数を意識することはない。そのため「a」が使いにくいのかもしれない。

文化的背景を理解しつつ、文章音読でも冠詞のニュアンスに気をつけていこうと思う。

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2019年04月04日

日本人が間違いやすい英語(2)

日本人が間違いやすい英語表現を直すべく、以下の本を読んだ。



とても古い本だが、こちらは非常に役立った。Amazonの評価が高いのもうなずける。


まず、日本人が間違いやすいのは、冠詞、前置詞、時制、関係代名詞、受動態、論理関係だという。

時制は他の本がわかりやすいけど、冠詞、前置詞、論理関係は非常に面白かった。

まず冠詞はアクセサリーではないこと。我々日本人は、

A man

という場合には、「manにaをつける」と習うが、そうではなく、aという意味的カテゴリーを立ててから、適切な名詞を探す、というプロセスを経ているという。

英作をするときに冠詞は時として、名詞に付属するかどうかを考えるが、そうではなくて、先に冠詞がある、という考えは目からうろこだった。

もちろん、これだけで冠詞がクリアになるわけではない。まずaやtheがイメージする意味的カテゴリーを今後つかんでいく必要がある。


あと論理関係では

「特に…」問題

冒頭にEspecially,...という表現は存在しない。あえて使いたいなら、In particular,...とする。

「したがって」問題

日本人の論文には、AccordinglyとConsequentlyが多用されるが、これも使い分けられる方がよいという。

Accordingly,...
in agreement with と一致して
〜に応じて
★Some of the laws were contradictory. Accordingly, measures are taken to clarify them.
(SYN therefore; as a result of something)

Consequently,... As a consequence
ある状態の当然の結果として
As a result と同義
★Most computer users have never received any formal keyboard training. Consequently, their keyboard skills are inefficient.
(As a result ただしこれよりもフォーマル)

Therefore,...
ゆえに(やや大げさ)
★Progress so far has been very good. We are, therefore, confident that the work will be completed on time.
(As a result of something that has just been mentioned)

★の例文とその下かっこの意味はロングマンから拾ってきた。実際には大きな違いはないようだが、論文の添削をしてきた筆者は、使い分けに注意を提起する。

筆者が考える学術論文にふさわしい「それによって」は以下の3つ。

Thereby 「by way of that place (その辺を経由して、そのルールでやってきて)、by this specific action (特定の行為によって)」というイメージ
★なし
(With the result that something else happens)

Thus 「in this general way (このようにして、こうして)」
★Most of the evidence was destroyed in the fire. Thus it would be almost impossible to prove him guilty.
(As a result of something that you have just mentioned)

Hence 「for this reason, therefore (このことから、この理由から)」
★The cost of transport is a major expense for an industry. Hence factory location is an important consideration.
(For this reason)

ここから、英検1級やIELTSライティングの結論では、Consequently、Therefore、Thus、Henceあたりを使い分けようと思った。

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2019年03月28日

日本人が間違いやすい英語(1)

英作文を練習するときに、文法的に正しいと自信をもって書くことは難しい。

日本人が間違いやすいところをネイティブの視線から指摘してもらうことはとても重要だ。

もちろん、添削をしてもらうことも必要なんだけど、直された後でも「どうしてこうなるのか」と自分で納得し、他人に説明することはできない。

そこで、ネイティブの人から見た日本人の英語を指摘する本を読んでみた。

今回はこれ。




本書は、時制と助動詞が詳しいが、それらはかなり小倉の『例解 和文英訳教本 (文法矯正編)』プレイスと重なるところがある。

本書で参考になったのは、今まで例文暗唱でも出てきていた

may/might well
may/might as well

の使い分けだった。

本書によると

may/mightという実現可能性を示す助動詞にwellをつけると実現度合いが上がるのだという。

例えば

(1) I may/might buy a new car when I get my bonus.

→ I will perhaps buy a new car when I get my bonus.

と言い換えられるのに対し、

(2) I may/might well buy a new car when I get my bonus.

→ I will probably buy a new car when I get my bonus.

になり、実現可能性が50%から80%程度に上昇する。

また

may/might as wellは、had betterに置き換えられると日本では学ぶが、どちらかといえば、何にもすることないので、それでもやった方がまし、みたいなニュアンスになるそうだ。had betterにすると、それを十分に行う理由があることになる、という。

We had better go to the party.

We might as well go to the party.

前者は強く行くべきだろう、というニュアンスだが、後者は何もやることないので、やった方がいいだろう、というニュアンスになるとのことである。



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2019年03月21日

All in Oneで英作文

All in Oneの学習(とくにシャドーイング中心に)が一通り終わったので、今度は作文に挑戦しようと思った。

allinone.jpg

ただそれぞれの例文がDUOに比べてそこそこの長さなので、和文を見てさっと英文が浮かぶほどまでやりこめてはいない。でも何度もシャドーイングしているので、最初の英文があると、そのままある程度再現が可能である。

そこで、まずはアプリで並べ替えの練習を行い、何度か和文と英文を読んだあと、英文を再現していくというやり方にした。音読にRead & Look upというのがあり、これは何度も文章を見ながら読んだあと、文章から目を離して英文を音読するというものだ。この英作文の方法はある種

Read & Write down

とでも名付けられようか(笑)

いずれにせよ、この過程で、かなりの文章が再現可能になってきていることを実感するとともに、一部の単語は意味がよくわかっていないものもわかった。

とりあえず、これで約6か月やったAll in Oneの学習を切り上げようと思う。

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2019年03月14日

苦手な文法項目

ライティングやスピーキングをしていて、不安な文法項目がある。

それをつぶすことを決意した。

とくに比較級と仮定法である。勉強しているときにはわかっているつもりでも、実際に使用するとなると「どうだっけ?」ということになりがちなのだ。

やり方はいたって単純。

基本は

1)大矢本の関連項目の和文例文を用意

2)例文を音読(電車の時は音源を耳で聞きながら頭で音読)

3)実際に和文から英文を作成

4)文法解説を読み、添削し、気づいたことがあればメモし、必要であれば辞書も活用

応用編として

1)小倉本の関連項目の和文例文を用意

2)同じく作文前に英文を読んでおく

3)少し時間たってから和文を英作する

4)解説を読んで、気づきをメモ

やったのは比較級と仮定法、ついでにAll in Oneの関連英文もチェックしておいた(実際の英作はしなかったけど)。

比較級についてはかなりよくなり、実際のスピーキングでかなり自信をもって使えるようになった。

仮定法については、頭の中で、これは直説法か?仮定の話か?考えるヒマのないスピーキングでは無理である。

これはこれからの課題。

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2019年02月07日

『例解 和文英訳教本』の勉強方法

小倉の『例解 和文英訳教本 (文法矯正編)』プレイスを周回している。




改めていい本だなと思う。

本書の使い方として、

一度英作文をしてみてから、解説を読む

という方法がいいと指摘した(例解和文英訳教本を評す)。

その後周回していて、ほかにもいい使い方があったので紹介しておこうと思う。


1.文法運用力チェックの活用


本書には各章の最初に文法運用力チェックの項目がある。
文法運用力チェック.jpg

これを参考に、自分で答えられるかどうかを考えると非常に勉強になる。答えられなかったら該当箇所を理解していないということになる。この項目を参考にして、読み進んでいくのもいいと思う。各章の問題意識が明確になるし、何を学べばいいかがよくわかる。


2.音読

これはよく行われる方法だけど改めて。

本書では和文例文が176本ある。1和文例文に2本程度の英訳例がついている。解説文法事項から離れた訳し方の紹介も含まれているけど、和文・英文の音読でも1時間程度で一周できるので、文法項目を意識しつつ音読すれば、まわす回数がこなせる。


3.仕上げ

英作文の本である以上、ある程度表現を暗記することも必要だ。

表現索引.jpg

本書には巻末に表現研究索引というのがある。本文で触れた英文の和訳表現が載っており、それに関連するページ数が記載されている。

この和文どう英語になったかなというのを頭で考えてから該当ページを見ると、本書のいい復習になる。とくに前から本は読まなければいけない人にとっては、索引を活用することにより、縦横無尽にページを見ていくので、本書を活用している感が強くなる。


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2019年01月24日

英語らしい文章を書くには(3)『英語「なるほど!」ライティング』

英作文の読書もこれが最後。

語彙を覚え(IELTS的にはLexical Resource)、文法的に正しく書けるようになり(IELTS的にはGrammatical Range and Accuracy)、英語らしく表現できるようになっても

「つなぎ方」(IELTS的に言えばCohesion)がなければ、意味がない。

一文、二文を書くならまだしも、ある程度まとまった文章力が試されるIELTSにとって、また採点基準から考えてもCoherance & Cohesion(論理の一貫性と流れの良さ)は重要だ。

ということで読んだ本がこれ。



これもいい本だった。

本書は

Chapter 1 センテンスの作り方
Chapter 2 複数のセンテンスをつなげてみよう
Chapter 3 文章にまとめる

という作りになっており、センテンスをどのようにつなげるかというChapter 2が本書の肝だ。


まず、センテンスで重要なのは

Romeo loves Juliet.

という文章があったときに、主語のRomeoがトピックであり、loves Julietがステートメントになるという。ステートメントの語順が説明されたあと、

複数のセンテンスをつなげるときに、

トピックを共通化すること
トピックに関連づけること
ステートメント内の情報を次のトピックにすること
2つのセンテンスの場所、状況、時間が同じであることを示すこと
論理的なセンテンスを展開するために、
 @因果関係(It is because, The reason is that, as a result, therefore, thus, consequentlyなど)
 A共通・相違(also, too, likewise, similarly 共通、however, on the other hand, in contrast 対比)
 B説明(for example, for instance, specificaly)
 C順番(First, Second, Thirdや First, Next, Then, Finally)
 D情報追加(also, in addition, additionally, besides, moreover, furthermore)
 Eまとめ(In conclusion, to sum up, in short)
などの「つなぎ言葉」を使うこと


が示されている。

Chapter 3では、4つの文章形態が説明されているが、IELTS的にはPersuasive text(説得する文章)だけで十分だろう。またこれについては他の専門書が多い。

また本書の特徴として

英語が平易
簡単な練習問題が豊富

というのもある。

英語が苦手な人でも読みやすく、かつ英語をまとめて書く時に非常に参考になるだろう(Chapter 1と2はほんとおススメ)。

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2019年01月17日

英語らしい文章を書くには(2)『英語「なるほど!」ライティング』

語彙、文法で英作文を「正しく」書くこともさることながら、英語「らしい」文章を書くにはどうすればいいか。

その参考にと、12月に買っておいた下記の本を年末年始の休みの間にやった。



幸いにも、前回紹介した『英語は3語で伝わります【どんどん話せる練習英文100】』ともかなり重なるところがあり、とても参考になった。

『英語「なるほど!」ライティング』は

Part 1 英語のセンテンスを組み立てる
Part 2 アイデアを英語らしく表現する
Part 3 センテンスからまとまった文章へ

という項目からなる。Part 3はエッセイやe-mailを書く参考になるが、このあたりは他の専門書にあたるのがよい。

むしろ、英語らしい表現を書くにあたって、勉強になったのは、Part1とPart2だ。

『英語は3語で伝わります』でも指摘されているようなこと(例えば、受動態を使うなとかThere is/are構文を避けるとか)をある種説得的かつ系統立てて説明されている。

つまり英語の発想にもとづいた英文センテンスの作成や表現が学べるようになっている。ついでに章末の練習問題も適度な量で内容を確認できるので非常によい。

あえて、大胆に、英語らしい表現にするコツを本書からまとめてみると、

英語のセンテンスを組み立てるには、

1.日本文にある隠れた主語、視点を変えた主語を設定する。
2.能動態でモノを主語にすることによって因果関係が明確になる。
3.日本語の「ある」を「する」という観点から考えるとともに、「なる」はほとんど英語にする必要はない。

アイデアを英語らしく表現するには、

1.否定ではなく肯定で示す
2.日本の特徴である抽象、あいまい、冗長を、具体的(Concrete)、言い切り(Confident)、簡潔(Clear)に示す


という点に集約されよう。

私としては、とくに主語の設定という点が非常に参考になった。主語の視点をかえることによって、適切な強い動詞で示すことができ、この点は『英語は3語で伝わります』という本と整合性がある。

私たちは日本語に引きずられてどうしても、be動詞を多用しがちだが、適切な主語を設定して、それに見合う動詞をしっかりマスターすることが英語らしい表現にするためにとても重要だと思った。




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2019年01月10日

英語らしい文章を書くには(1)『英語は3語で伝わります』

オッちゃんの発想はすべて日本語である。どう逆立ちしても英語で思考するということは不可能である。

この現状を認めたうえで、英語ライティングの力をどのように上げるのか。

今の結論は、語彙、文法を身につけて、日本語で行われている思考を適切な英単語を用いて、間違いのない順序で書くことだと思っている。

ということで、これまで、文法をきちんと解説していくれている英作文の本をやってきた。それに加えて、例文シャドーイングや暗唱を通じて頭の中に英文ストックをためることを心掛けてきた。

しかし、問題は

英語は日本語と発想が異なる

という点である。日本語の発想をそのまま英語にしても不自然な英語、理解されたない英語になりがちだ。

つまり、日本語にひきずれられることなく、英語を書く必要がある。

ちょうど、編集者の中村さんから下の本をご恵投いただいた。



本書は前作『会話もメールも 英語は3語で伝わります』の第二弾だ。(私の感想はこちら。)


本書は、前作同様、3語(SVOがメイン)の英語で考えを組み立てれば、うまくしゃべれるようになる、という主張だ。

話せるようになるためには自分の日常に関するテーマで英語ができることが重要という観点から、以下のテーマが選ばれ、100の練習英文が紹介されている。

Ch 1 自分・家族・友人
Ch 2 見たまま、感じたまま
Ch 3 日本の魅力
Ch 4 仕事の話
Ch 5 気持ちと要求
Ch 6 練習

練習英文を音読して、Ch 6の練習で自分で話したいことを3語で組み立てれば、話せるようになる、という組み立てになっている。


このように本書はスピーキングがメインだけど、私としては、ライティングという観点から以下の2点が学べた。


1.日本語の「です」を「〜する」に転換する。

娘は大学生。音楽を専攻しています。
My daughter studies music at university.
私には寺社巡りが楽しい。
I enjoy visiting temples and shrines.
和食を作るのは簡単です。
We can easily cook Japanese-style dishes.
弊社の主力商品には・・・アロマオイルがあります。
Our main products include --- and aroma oils.
今回のプロジェクトには、強いリーダーを立てることが重要です。(重要です→必要になる)
This project needs a strong leader.

このように、何も考えなければ、be動詞やIt 構文、There 構文を使いたくなるものが、うまく別の表現で示されている。


2.視点を変えた主語の設定。

多くの人で込み合っていますね。
We see so many people.
券売機に英語の表示がありませんね。
We see no English instructions.
フェイスブックをやっているので、よろしく。
You can find me on Facebook.

日本語には主語を使わない表現が多いので、うまく主語を設定できれば非常に英語らしい表現になる例だと思う。

その他、useの活用、例えば

use small spaces (スペースを取らない)
have many uses (多様な用途)

はわかっていても自分では使えない表現だった。


このように、英語の発想を学ぶ上で、短くても三語で表現する練習はスピーキングのみならず、ライティングにも役立ちそうだ。
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