2019年04月18日

ポレポレは最高の読解教材か?

英文解釈について、これまでとくに何もやっていなかったけど、ポレポレというのはよく聞いていたし、TwitterでもひょーどるさんのNoteでもおススメになっていた。

一方でいろいろ調べてみると、「透視図」という読解の本も気になっていたけど、この道のプロであるひょーどるさんに聞いてみた。






ということで、ポレポレをやってみた。三周したあとの感想を書いてみようと思う。


知的な理解(なぜそうなっているか)と実践的なスキル(どうすればいいのか)は違う。


英文解釈の本は筆者の知的理解を示すものが多い。つまり、どうしても文法から英文の内容を解説していることが多くて、あまり面白くない。読んでて、たしかに、なるほど、というのはあるんだけど、実際のところ

「どうやって英文を読めばいいんだ?」

という疑問に答えられている本は少ないと思う。


本書は、まさにこの疑問に答えてくれる。英文を解釈するためのスキルを与えてくれる本なのだ。

そしてスキルは文字化され誰でも使えなければスキルではない。


野球で

バットを勢いよく振れ!

というのはスキルではない。

バットを上から約45度の角度で振り下ろし、(うんぬん)

というのがスキルだ。つまり言葉によって「再現可能なやり方」を示すことができているものがスキルである。


英文は多種多様なものが出てくる。参考書で、英文を拾い出し、文法を解説して、解釈を示されても、オッちゃんは


はい、ご意見は伺いました


としか答えられない。



欲しいのはソルーションだ。解法であり、解釈に繋がるツールが欲しいのである。


特に老いが見えてくると、オッちゃんは急いでいる(笑)知的な知識よりも具体的な解法が欲しい。

本書はまさにその欲求を満たしてくれた。


本書が示す英文解釈のスキルとは


修飾部をくぐり出して、主述関係を見つけろ


というものである。


はぁ!?っていう人も多いと思うし、そんなに目新しいスキルでもない。

でも本書は修飾部の見つけ方が秀逸なのだ。


修飾部ってなに?という場合、まずは「前置詞から始まるもの」だ。

これは誰でも見つけられる。


それ以外の修飾部もある。本書はその代表として名詞節の発見に重点を置く。


名詞を説明しているthat節、whichなどの関係代名詞節の修飾部をくくり出すことができれば、まず意味が取れるようになる。

その意味で、「修飾部がくくり出せれば、英文の骨格は見えて来るようになる」と言うのが、本書の重要テーマである。


そのほか英文解釈上、自分の理解が足らなかったなというのは以下の2点。

等位接続詞
倒置

特に正確な理解を進める上で、and は何と何をつないでいるのかを考えることは、「なんとなく」で済ませていた私にとって、インパクトのあるものだった。


本書を読むにあたっては、ある程度の英文読解経験と文法知識があった方が良い。「皆が使ってるから」という理由で選ぶよりも、英検1級の文章はほぼ問題ないけど、よく意味が取りにくいところに直面すると言った人には最適な参考書になるだろう。


私にとって、文法的な解釈はいらん!どう読めばいいか教えろっという欲求を満足させてくれる本だった。


また余計なことだけど(笑)、本書によって、スキルと解説は違うということも再認識した。オッちゃんが欲しいのはスキルなのである。





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2019年03月07日

多読として

仕事で、英字新聞や関連図書は目を通すことはあるが、スキャニング(ざっと読み、必要な情報があるかどうか探す)することが一般的である。

これは英語には触れても英語力向上につながっているとは思えない。(ただIELTSのリーディングには役立っているかもしれないが)

そこで、英語学習の一環として英語小説に挑戦してみた。

BBCのRadio4でもたまにラジオドラマを聞いていたりして、またRadio4でもラジオドラマは人気番組ということもあり、それを参考にいい小説がないか探してみた。

そこで見つけたのがこれ。



ニール・ゲイマンのNeverwhereだ。

これは、ふつうのビジネスマンが路上で倒れた女性を助けたことから、Under Londonの世界に連れていかれるという、冒険ファンタジーだ。

途中ちょっとはまって集中的に読み込めたが、読み終えるのに2カ月かかった。

はじめて通して英語小説を読んだ。

英語小説のよさは、

会話もあるので、日常の会話の勉強の参考にもなるし、

いわゆる描写という点で、モノ事をdescribeするのにも参考になった。

ただ、今回は異次元世界というファンタジーものなので、描写を把握するのがちょっとしんどかった。

英語小説を読む上では

1)辞書は極力ひかない
2)現実社会(自分が知っている町が舞台)

という点が重要な感じがした。

ただKindleで読むと、1)はすぐに調べられるという良さはあるけど、とにかく読解力を鍛えるにはスピードと言葉から情景を想像させることが重要だと感じた。

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2017年09月17日

Kindleをげっと

英語のリーディング力をあげたいとか、そういう意図はあまりなく、無性に洋書が読みたくなった。(仕事上英語ものはよく読んでいる(はず)なので本ブログでもリーディングに関するエントリは極端に少ない。)

BBCのニュースやポッドキャストをときどきサーフィンしているけど、面白いものを見つけた。

それは

50 Things That Made the Modern Economy
BBC50things.jpg

英語リスニングを意識しつつ聞いていたら、あまりにも内容がfascinatingだったのと、リスニングだけだと聞き取れないところが結構あるので(テーマによっては5割ぐらい)、スクリプト読みたい、というか内容を知りたいと思うようになった。

調べてみたらTim HarfordのBBC World Serviceの番組らしい。

実は名前に見覚えがあるなと過去の読書履歴を(頭の中で)検索してみたら、やっぱり昔読んだことがあった。


オリジナルはこれ。

(日本語版タイトルは失敗だと思うw)

世界的ベストセラーになったこともあり、日本語版を読んで、昔とても感銘を受けたのを覚えている。

ポッドキャストも面白い&著者も信頼できる、という点からスクリプト探しをしていたら、本が出ていた。



Amazon(UK)でも評価が高いし、久しぶりに本を買いたい!という欲求が強くなった。(普段あまり本を買わず、読みたい本は図書館で取り寄せる、なければ縁なしとあきらめる方だ。)

持ち歩くことを考えると洋書はペーパーバックの方がよい。でも、1年先まで出ないこと、ハードカバーで買うとなると350ページ近い大部なので、ほとんど飾り物だ。

そしてAmazonでよくあるKindleバージョンの安さアピール。

もうそうなるとKindleに手を出すしかないかなと思った。むかしヨメさんが楽天Koboに手を出して家の本をかなり電子化して入れたけど、やっぱり電子書籍は見にくいなと思っていたので、新しくKindleに手を出すのは躊躇していた。

でもTwitter仲間からめちゃくちゃ勧められたので、意を決してポチリ。家に届いた。

Kindle評価は今後するとして、とにかく内容が面白い。英語勉強の時間が削られるほどはまってしまい、三日で1/3ほど読み終わった。

内容としては、私たちの生活(経済)が先人たちのどのような発明によって変化したかというものだ。鍬(くわ)は農業生産性を向上させるとともに私たちの社会を形成することになったという話から始まり、ピル(避妊具)やTVダイニング(レンチン食品)は女性を解放し、キャリアや賃金を上昇させることになった、など私たちの身近にあるものが私たちの生活をこんなに変えたのか!という驚きがたくさん詰まっている。

英語試験的にいうと、ネタは社会から多少理系まじりなので、英検やIELTSのリーディングにも十分役立つと思う。

ついでにKindleで単語を直接調べられるのはホントに便利、英英辞書にもなれたので、ちょっとヒントが出てくるだけでも、テンポよく読み進められる。

実はIELTS試験まであと2週間。英語の勉強、などとexcuseして読書に溺れることなく、ライティングとスピーキング対策の試験勉強時間を確保しようと思う(できるかなw)

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2015年11月05日

IELTSリーディング

今日、IELTSの講座を受けた。先週から8回の予定で始まっているが、先週は出張で出られなかった。

今日の内容はリーディング。60分の試験で3つの長文、合計2000〜2700wordの文章を読み、40問の質問に答えるというもの。

各問題種類の解き方を学んだ。ポイントは時間が足らないので、skinning(各パラグラフのトピックセンテンスを抑えて、全体の意味をつかむ)、scanning(キーワードを拾い読み)を駆使する、問題を解くときにはキーワードを見つけて、それが入っているパラグラフをread for detailすること。

多肢選択、単語解答、パラグラフのヘッディングをつけるもの、summaryを作る、選ぶものなどなど多彩な問題形式。

共通した解き方はキーワードを見つけることが重要,らしい。

一通り解き方を習った後、1題の長文をやってみたけど、時間足らなすぎてボロボロ…orz

英検1級のおかげで知らない単語が長文にいっぱい出てくるわけではないので、問題形式に慣れるよう公式問題集をしっかりやる必要があるんだろうなと思う。

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2015年08月15日

英語構文

リーディングが手薄になっている。ほんとは 英検1級 文で覚える単熟語の文章を何度も読んでおきたいところだが,なかなか思うようにできていない。

とはいえ,英語を正しく読み取ることを意識して

大矢復 図解英語構文講義の実況中継 (実況中継シリーズ)

を購入して,1周してみた。これはOJiMさんのブログで薦められていたため,読解の基礎を固めるためにいいだろうと思って。

本自体はいい本だと思う。高校1年生あたりが英文読解をしっかりやるために,この知識は非常に役立つ。私自身も忘れていたことを思い出させてもらったし,新しいこと,とくに副詞節,名詞節のとらえかた,同等比較級の考え方など,勉強になった。空き時間見つけて1日10〜20分程度でやっていたので,一周するのに3週間ほどかかったけど,もう一周してみたいと思った。

9月から英検過去問を再度やっていくけど,いくつか構文が読み取れていないのがあるので,解読のための知識として役立てばいいなと思っている。
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2015年04月14日

英字新聞が楽になった

英検1級でる順パス単』もすでに最後の120個をやっている。

今日、久しぶりに(仕事上)英字新聞をあさっていたけど、読むのがずいぶん楽になった。今まで読めていたようで読めていなかったんだなと気づいた。

しかもパス単の単語がたっぷりでてくるので、英検1級の語彙学習は実際の社会的な英文を読むのに有益だなと感じた次第。

こういう体験をすると、

(1)文章で単語を確認できるので、より一層記憶に残る
(2)英検の勉強は将来的に役立つというモチベーション維持

に役立つ。
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2015年03月28日

精読か多読か

勉強には精読と多読の二種類がある。あるいは質と量と言い換えてもいいかもしれない。

基本を学ぶ時には精読,同じものを何度も繰り返して基礎を固めるというもの。

ある程度基礎が固まれば,多読,いろんなものに触れていき,応用力をつけるというもの。

TwitterでTOEIC講師の澤田健治さん(@kenjordan55)も以前つぶやいていたが,どのあたりから多読にするか見極めは難しいと言っていた。

私は今回はとにかく精読にこだわっている。パス単,文単,DUO3.0,10回分の過去問の繰り返しを基本としている。ここには迷いがない。

ただ,植田さんの発信型ボキャブラリー,英検1級英作文にも範囲を広げているところがあるので,やや欲張っているところもある。

といいながら,試験日が近づくと新しい過去問か模試を解きたくなるかもしれないww
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2015年03月23日

長文読解とリスニングのために・・・

長文読解とリスニングを安定した得点源にしたい。

英検を受ける人の共通の願いだろうし,ここで安定した高得点をたたき出すことは英検合格のセオリーでもある。合格者平均点をみても,ここで8割,9割をとっておけば語彙,作文で楽になる。

一方で,読解とリスニングの力をつけるには時間がかかるという。だから試験対策としては短期間で自分でマネージしやすい,語彙と作文に集中すべし,というアドバイスもあるぐらいだ。

もちろん語彙,作文は勉強量と結果が反映しやすいと思う。とはいえ,私としては読めているのに,正しい選択肢が選べていないという感覚がもどかしいし,リスニングも聞き取れていないという表現は少ないので,十分高得点が狙えるはずだという気持ちがある。

そこで過去問の復習で,勉強法で参考になるものはないかと思って,JUNさんの過去記事で知ったこの本を買ってみた。



TOEICのリスニング(Part3と4)の解き方,読解(Part7)の解き方が載っている。

リスニングはやっぱり場面を把握する,読解は解答根拠を見つける,というのが重要だと思った次第。

ちなみにこの本は濱崎さん自身の単語暗記の仕方や模試の復習の仕方も載っているので,勉強法,試験の解答法としてもスグレモノ。

しっかり参考にしてみたい。
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2015年03月11日

空所補充問題の傾向

大問2は,長文の中に空所があり,本文に照らして,もっとも適当なものを選ぶ問題である。

その傾向を詳細に分析してみた。

まず英検の長文には小説はなく,説明文が基本ということを頭に入れる必要がある。つまり何か情報を伝えるというのがミソ(ちなみにリスニングのPart2もまったく同じ)。

説明文の構成は英作文と似ており,最初の数行が導入部分,そして各段落にはほとんどの場合,段落の前半にトピックセンテンス(その段落の主張部分)が配されている。

そして空所は大体の場合,

トピックセンテンスに穴が空いている

ことが多い。したがって穴が空いているトピックセンテンスの次に続いている

サポートセンテンスを要約したものが入る

パターンが多い。

簡単にいうと,空所のあとにヒントがある。

例をあげてみよう。

However, Crabtree says human intellect ( 27 ). This is partly because such a complex quality depends on the unique contributions of individual genes. A mutation in any one gene, therefore, is likely to have a significant effect.(2013年度第2回)

Howeverがあるので,Crabtreeさんは前段落の反対意見を言っている。前段落は知力の変化はさまざまな遺伝子によって複雑に引き起こされているので,一部の遺伝子が変異しても影響がない,ことが言われているので,その反対,知力はある一定の遺伝子で大きく変化してしまうことを主張しているはずになる。そして空所のあとに,そのことが説明されている。

選択肢は
1. is much like other biological traits
2. itself has remained unchanged
3. was relatively easy to acquire
4. has a fragile character

とあり,影響を受けやすいことを示す,4が正解になる。

ついでに,Howeverの入ったものが問題になることも少なくないので,その意味では前の文章にも気を配ることも大事。

ちなみに英検の説明文ではとくに歴史,医学,心理などは,必ず専門家が出てきて,新しいファインディングス(発見)をネタに話しがはじまって(大体常識とは違うもの),それに対する別の専門家の反論が述べられることが多い。

空所がそれらの意見を要約したものを選ぶのも少なくないので,専門家が出てきたら彼らの主張をしっかり把握することも大事なようだ。

また,トピックセンテンスは段落の最初の一行に置くことが多いけど,英検の長文では段落ごとに軽い導入部分を入れたりして,2文目あたりにでてくることも少なくないので,そこは注意。

トピックセンテンスが一番最初にあるのは読みやすい文章なので,読みにくくするためなのか,その辺はどうもひねってあるようだ。
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2015年02月13日

根拠にマークする

読解について,すでに2015年1月(2014年度第3回)の復習が終わり,今週は2014年10月(2014年度第2回)の読解に取り組んでいる。

空所補充にしても,内容一致にしても,根拠となるだろう文章を見つけることを優先し,それにもとづいて解答を選ぶことをしている。

時間はあえて気にせず,根拠があるか,その根拠によってどのような言い回しになっているか,を確認しつつ丁寧に作業している。

読解では必ず○○という専門家が表れ,意見や批判をしているが,何を言っている(批判している)?という問いが結構頻出しており,これは難しくないので確実に解いておきたい。
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