2020年06月26日

ここで差がつく!英文ライティングの技術

個人が英作文を勉強する場合、どのような方法があるだろうか?

もちろん参考書を買って勉強するしかないのだが、これまでやってきた参考書は以下の4つに大別される。

基本構文を覚える
 例 『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』 『DUO3.0』 『ALL in ONE

英作文用の文法問題集
例解 和文英訳教本 (文法矯正編)』 『大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編』 

試験別対策問題集
 例 『英検1級英作文問題』 『IELTSライティング・スピーキング完全攻略

これらの組合せやその他
 例 『英語なるほどライティング』 『英語なるほどライティング』 『英語ライティングルールブック

上記分類からすると、4番目に入る本であったが、とてもいい本を学んだので紹介。



本書の特徴は、すぐアカデミックライティングしたい、子供っぽい英作文から脱出したい場合、無生物主語を使いこなせるようにトレーニングできる、というところにある。

『英語なるほどライティング』も主語の設定に力を入れている点では共通点がある。しかし、本書のいいところは、パターン化し、それを練習できるという点だ。具体的には、文章の名詞化とでも呼ぶパターン練習を組み込んでいる。そしてその無生物主語に合わせやすい動詞たちを組み合わせて使うことで、単調で一人称の主語が続くことを避けることができる。

加えて、本書の良さは、豊富な問題量である。『英語なるほどライティング』もよかったが問題量が十分でなく身についたかどうかを確認するすべがなかった。しかし本書はたっぷりの問題があるので解いていくうちに、名詞化と言うパターン、無生物主語の使い方をマスターできる。

本書の構成は以下の通りだ。

Chapter 1 英語らしい英語を書くテクニック37
Chapter 2 英文エッセイのリライト・ゼミ
Chapter 3 ライティングのための文法(前置詞/副詞・名詞・冠詞)
Chapter 4 重要類義語
Chapter 5 英語表現アドバイス A to Z

おススメは、前2章だ。英語らしい英語を書くテクニックを37用意し、それを練習する。メインは名詞化するテクニックだが、それに加え言いかえ可能な動詞を学ぶようになっている。その後Chapter2では具体的に、どう英語を添削し、いいものにしていくか、学んだテクニックを使って、ゼミ形式で学んでいくのだ。会話形式なのでやや冗長であるが、その分2つの練習問題の解説(これも添削のコツが説明されている)がとてもよく頭に入る。

またChapter2では1で学んだ様々な言い換えを利用して実際のエッセイを書き換えるので、実際に自分が書いた作文を直すのにとても参考になる。読みながら早く自分の書いた作文を添削・リライトしたいと思ったぐらいだ。

Chapter3の文法は他の書物にいいものがあるので、可もなく不可もなくといったところだ。でもChapter4は英検1級やIELTSをやる人にとっては知っておくべき言いかえである。多い、少ない、良い、悪いはほんとによくつかわれるので、私も言いかえリストを自分で作ったぐらいで、このように整理されると便利だ。ただ、Chapter4の練習問題がないのが残念である。

以上のように、自分の英文を一歩グレードアップしたい人にとってはMUST ITEMだ。ぜひ英検1級やIELTSなどのアカデミックライティングを書く人にはおすすめしたい。

ただ最後にちょっと気になった点だけを記しておきたい。本書の良さはパターンの練習をすることによってパターンによる言い換えが身に付くことであるが、それがゆえにどうしてもやや不自然な英文になるところは否めない。つまり同じようなパターンでの表現になるのは避けられない。それでもどうしても陥りがちな幼稚な表現が避けられるという点があるので、学ぶものは多いが。

あと数か所誤植があったが、大きな問題ではないので、省略する。

久しぶりにガチに学ぶのが楽しい本だった。
posted by NOBU at 09:23| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
"突然の問い合わせ失礼します。
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Posted by 塩見賢人 at 2020年10月16日 17:23
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