2019年04月04日

日本人が間違いやすい英語(2)

日本人が間違いやすい英語表現を直すべく、以下の本を読んだ。



とても古い本だが、こちらは非常に役立った。Amazonの評価が高いのもうなずける。


まず、日本人が間違いやすいのは、冠詞、前置詞、時制、関係代名詞、受動態、論理関係だという。

時制は他の本がわかりやすいけど、冠詞、前置詞、論理関係は非常に面白かった。

まず冠詞はアクセサリーではないこと。我々日本人は、

A man

という場合には、「manにaをつける」と習うが、そうではなく、aという意味的カテゴリーを立ててから、適切な名詞を探す、というプロセスを経ているという。

英作をするときに冠詞は時として、名詞に付属するかどうかを考えるが、そうではなくて、先に冠詞がある、という考えは目からうろこだった。

もちろん、これだけで冠詞がクリアになるわけではない。まずaやtheがイメージする意味的カテゴリーを今後つかんでいく必要がある。


あと論理関係では

「特に…」問題

冒頭にEspecially,...という表現は存在しない。あえて使いたいなら、In particular,...とする。

「したがって」問題

日本人の論文には、AccordinglyとConsequentlyが多用されるが、これも使い分けられる方がよいという。

Accordingly,...
in agreement with と一致して
〜に応じて
★Some of the laws were contradictory. Accordingly, measures are taken to clarify them.
(SYN therefore; as a result of something)

Consequently,... As a consequence
ある状態の当然の結果として
As a result と同義
★Most computer users have never received any formal keyboard training. Consequently, their keyboard skills are inefficient.
(As a result ただしこれよりもフォーマル)

Therefore,...
ゆえに(やや大げさ)
★Progress so far has been very good. We are, therefore, confident that the work will be completed on time.
(As a result of something that has just been mentioned)

★の例文とその下かっこの意味はロングマンから拾ってきた。実際には大きな違いはないようだが、論文の添削をしてきた筆者は、使い分けに注意を提起する。

筆者が考える学術論文にふさわしい「それによって」は以下の3つ。

Thereby 「by way of that place (その辺を経由して、そのルールでやってきて)、by this specific action (特定の行為によって)」というイメージ
★なし
(With the result that something else happens)

Thus 「in this general way (このようにして、こうして)」
★Most of the evidence was destroyed in the fire. Thus it would be almost impossible to prove him guilty.
(As a result of something that you have just mentioned)

Hence 「for this reason, therefore (このことから、この理由から)」
★The cost of transport is a major expense for an industry. Hence factory location is an important consideration.
(For this reason)

ここから、英検1級やIELTSライティングの結論では、Consequently、Therefore、Thus、Henceあたりを使い分けようと思った。

posted by NOBU at 08:00| Comment(0) | ライティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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