先月末あたりからずっと英語学習に対しても何かメラメラ燃えるような気持がないことに気がついた。
いや、そもそもそういう気持ちになってたんだろうけど、自分自身の心に気づかないふりをしていたというのが正確かもしれない。
やり直し英語を初めてちょうど5年になる。
英語を学び直そうというきっかけは簡単に言うとマウンティングだ。海外経験のない若者が平気でTOEIC800以上を取っているのを聞き、海外経験のあるオッちゃんとして負けられないというのがきっかけだった。
TOEICも900超えて、それをある若者に話したら、「TOEICって話せるようにならないでしょwww」と言われたので、4技能ある英検にシフトした。英検も5回合格したらもう飽きてきて、勢いでIELTSにシフトしたけど、この2年惰性で受けているのも事実。
TOEFLではなく、IELTSを受けようと思ったのは、英検1級以外でC1レベルを保障する資格が欲しかったこと、TOEFLより試験時間が短かったという点にある。
いずれにせよ、試験でC1レベルを証明しておいて、若者にマウンティングしようと思ったのが勉強をやり直すモチベーションだった。
現在は、IELTSでとくにアウトプット二技能を、同時にC1レベルであることを証明したいという気持ちはある。
でも、2年間もIELTSやってると惰性になってくる、英語学習5年ともなると学習自体がマンネリ化してくる。
一つは動機面。
「何のためにやっているのか」と自問することが多くなった。試験でマウンティング取ろうとしても、Twitter界には高スコアの人たちがうじゃうじゃいる。IELTSで8.0でも取らない限り、マウンティングは無理だ。
そもそもいい年したオッちゃんが英語マウンティングを取ろうとすること自体が情けない。
そんなことに時間を費やすぐらいなら、本職でスキルを磨いて、退職後の展開を考える方がよい。そもそも英語で退職後何かをする気はない。
最近とくに定年後の第二の人生をどう生きるか、施設に入る第三の人生の前に何かやりたいことをやっておきたいと焦るようになってきているのも、英語やってていいのかという気持ちにさせている。
ということで最近こんな本を読んだ(笑)




まぁなんら目新しいことはなかったけど。
二つ目は英語学習の方法論だ。
アウトプット二技能を高めたい!という気持ちはあるが、話しても書いても進歩している感が少ない。
試験対策として参考書をゴリゴリやるというのが自分に合ってたけど、どうもこれも限界かもしれない。「英語は、最初は勉強、途中からはトレーニング(JetBullさん)」に変えていかないといけないような気がしてきている。
また同じくJetBullさんのYouTube聞いてて、試験だけの勉強の限界を感じるとともに、試験にとらわれない幅広いトレーニングが英語力、ひいては試験力を高めるのかも、と思うようになってきている。
ということで、やはり英語勉強「迷子」状態が続いている。「なんのためか」(動機)や「どこに向かうのか」(目標)は脇においても、とりあえず会話とライティングで、もう一段上に行きたいという欲求はある。