2016年12月31日

IELTSの結果とC1レベル

約1年ぶりのIELTSの結果は・・・・

1612IELTSresult.jpg

だった。前回に比べて、すべてにおいてちょうど0.5ずつバンドが上がっている。

受験後の感想に比べると、Lが0.5高くSが0.5低い。Lが失敗したような感覚だったけど、意外にいけてた。

下がった項目はないので、今年1年間の勉強が無駄にはなっていないという意味でちょっと安心している。それでも7.5は私にとって大きい壁だ。やはりライティングとスピーキングのOutput2技能を向上させないことにはどうしようもない。正直言って、ネタが当たってくれれば、結構書いて話せるんだけどなぁ・・・

日本で受けるよりもこちらで受ける方が安いので、もう一回受けておくかどうか悩み中。

日本では、IELTSはTOEFLよりメジャーじゃないので、IELTSのバンドスコアはどれくらいかイメージしにくい。そこでETSの公式換算表を使ってTOEFLの点数に変換するとこんな感じ。

TOEFLiBT(換算表の中央値)
L27 R29 W22 S21 = 99

TOEFL換算しても、ライティングとスピーキングの力が低いことがよくわかる。

今まで自分の英語力としてCEFRの安定したC1レベルであることを目指してきた。英検1級でC1レベルなんだけど、もう一つの試験でC1レベルであることを確認したかった。今回、IELTSのスコアが7.0になったことで、英検とIELTSでC1レベルの英語力が客観的に担保されたと思う。

1612IELTS CEFR.jpg1612IELTS crtfct.jpg

もちろんこれで終わりではなく、C1の入口に立った状態だ。C1レベルは非常に範囲が広い概念のような気がしていて、B2から上がったとしても、C2に行くにはとても長い道のりのように思う。とくに私の場合は、英検でもIELTSでも、ともにOutput2技能の向上が課題なのは明らかだ。

ちなみにCEFRのC1レベルの英語とはどのくらいか。以下の表にあげておく。でも私の状態は「日常の突然の話しかけには反応できないことは(よく)あるが(笑)、(自分の興味ある)社会性のともなった話題はそこそこできるよ」というレベルだ。

1612CEFR定義.jpg


これで今年のエントリは終わりです。今年は昨年よりも多くの方にこのブログをお読みいただきました。ありがとうございました。

皆さま、よいお年をお迎えください!!
posted by NOBU at 04:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

石渡誠『英語を本気でモノにするための心構え・学習法』

クリスマス休暇に以下の本をAmazonでダウンロードした。



理由は、暗唱(朗唱)のことが知りたかったから。

でもそれ以上に収穫が多かった。

よかったところの一つは目的。

英語をやる目的で

「人間を磨く」

なんて考えたことなかったけど、確かに動機とか目的とか曖昧だったら、このような崇高な目的にしてもいいなと思ったし、いわんや毎日時間を捻出して自分を向上させようとしているんだから、英語を勉強する=人間力を磨く、と捉えてもいいだろうと思った。

また、二つめは石渡先生自身の体験談。

浪人をすることに決めた話、お金がないのをどうするか、松本専門学校での話、留学いく機会を失った話(もちろんあとでいけるけど)、など、どれもが刺激的だった。とある英語の先生からdifficultを使うな、challengingと言え、といわれたことがあったけど、苦難はチャンスだなと思う。

三つ目は勉強法が確認できたこと。

英英辞書の使い方とか、朗唱のメリットとか、今やっている勉強の参考になる話が多かった。

やっぱり体験談はいい。方法もさることながら、人がどうやって苦労し英語をものにしてきたかという体験は、人の心を打つところがある。またそれによってモチベーションもあがる。

あとはプロジェクトワークでの生徒と石渡先生のやり取りの中で

「英語だけの時間を持てれば2年、仕事をしながらなら5年間、そうすれば各々の業界で英語力で頼りとなる存在になりえる可能性が出てくる」No.4251/4751

の発言は心に残った。

実は、英検1級を中心とする勉強はあと一年やったら終わりだろうな、と思っていた。それ以降何を目標に勉強するのか、どこまで英語を勉強するのか、とか英語勉強以降のこと(引き際のこと)をぼんやり考えていた。

2014年6月から英語学習を再開したので、まだ2年半。あと2年半は勉強続けてみよう。今ある立場で、何かしらの存在にはなれるかもしれない。出世やキャリアアップなんてものには程遠い職場だけど、なんか英語の勉強を通じて人間力が高まるかもしれん、と思った。




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2016年12月29日

なぜロンドンで英検受け続けるのか??

私がなぜロンドンに来てまで英検を受け続けているのか。

それは社会性の高い話題について英語4技能をさらに身につけたいから。

カタくて幅広い社会性の話題を自分の英語で語れるようになりたいから。英語でニュースがわかり、かつそのニュースについて意見を語れるようになるというのは、50代の英語力、教養力としてカッコいいと思うから(笑)

英検二次面接(スピーキングテスト)もいい。その特徴は、社会性の高い問題について自分の意見を言うところ。でもその能力が今のロンドン生活で必要かというなんともいえない。正直、ロンドンで「ヘイ、NOBU、スコットランドの油田、環境破壊だよね?」なんて聞かれることはない。(そんな面倒くさい奴とは距離を置くしw)

またIELTSにも細々とだが取り組んでいる。これは、ライティングが気に入っているから。(正直一番最初のきっかけは、英検以外でC1レベルを証明したいこと、全体の試験時間がTOEFLより短いところでIELTSを選んだ。おっちゃんは試験時間が長いとしんどいw)

IELTSやってみて思ったのはこのテストはOutputの2技能(WritingとSpeaking)に非常にいい試験だと思った。Writingは図表を説明する力、トピックについて自分の考えを論理的に英語で説明する力がつく。Speakingでは、自分のことを話し、身近なことを話し、最終的にはやはり論理的に自分の考えを表明するようにしていく。

来年年があけるといよいよ50代に突入する。それまでに納得のいくCEFR C1レベルの英語の使い手になっていたいものだ。
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2016年12月26日

私の1級合格体験記(&勉強法)

今でこそ安定して英検1級合格しているけど、最初は苦難だらけだった。

どうすれば1級合格することができるのか、Junさん本の合格体験記にも刺激を受けたので、改めて、詳細な合格体験記と勉強法をまとめておきたい。

2014年11月頃に英検1級の受験を決意して、2015年の第2回検定(10月、11月)の3回目の挑戦でようやく合格した。英検対策始めてから約1年かかったことになる。

ふり返ってみると無駄な勉強したな,という反省もあり,効率的に英検を勉強したいという人のために,自分の体験を残しておきたいと思う。(長文です。)

目次
■英検,そして過去の戦績
■どの教材を用いてどのように勉強するか
1.語彙+4技能の基礎を固める教材を見つける
2.過去問は試験対策に必要かつ最高の教材である
3.語彙力を伸ばすために,「暗記」から「作業」に変えた
4.リーディングは精読と多読を組み合わせて
5.リスニングはディクテーションとシャドーイング(だと思う・・)
6.ライティングは書くより覚えろ
7.スピーキングは1人スピーチコンテスト方式で
■教材と勉強法のまとめ
■おわりに



■英検,そして過去の戦績

まず英検1級を受けるにあたって,公開されている過去3回分の過去問を解いた(語彙,リーディング,リスニングのみ)。TOEIC900以上は,英検1級レベルなんていう話しも聞いたことがあったので,まずは自分の得点がどれくらいかを把握したかったから。でも結果は3回とも85点中40数点しかとれず,実質50%前後の正答率しかなかった(合格にはライティングを含めて70〜75%の正答率が必要)。

ここからもわかるようにTOEIC900を超えても,英検1級合格は簡単ではない。その理由は、そもそも英語力測定の対象が違っているという点にある。TOEICはビジネス場面を中心としており,どちらかといえば平易な単語が使われる。英検1級では英字新聞や雑誌などの文章を読まされ,リスニングも日常会話でだけではなく学術的な内容のものもある。ライティングやスピーキングでは社会問題について論理的に自分の意見を表現することが求められる。

つまり、英検1級は,専門知識がなくとも社会性の高い幅広い分野の話を英語で理解することができるかどうかを試している。英語基礎力はすでにあることが前提だ。ただその分筆記で合格するレベルにまでいくと,英字新聞や雑誌,ニュースから情報を得るのが楽になるのは確か。英検は,ただの試験勉強には収まらない,英語力向上に役立つ英語試験だと思う。(だから何回も受けているところがある。)

さて,ここで、合格までの英検結果3回分を振り返っておきたい。ある意味合格までの道のりである。

過去の戦績。(2015年度まではスコア制ではなく点数で合否が決まっていた。)

2015年1月(2014年度第三回試験)に第1回目の挑戦。自信を持っていた得意のはずのリーディングで失敗した。理由は語彙と作文対策に時間がとられ,ほとんど何も準備ができなかった。

語彙14/25 リーディング8/26 リスニング20/34 ライティング20/28
合計62点/合格点77

危機感でかなり勉強して2015年6月(2015年度第一回試験)に第2回目の挑戦。手応えはボーダーラインか,といったところだった。懸念だった語彙も高得点がとれ,リーディング,リスニングも大きなミスなしだった。でも作文対策をあまりやらなかったために,作文で大ミス。2点に泣いた。

語彙21/25 リーディング23/26 リスニング23/34 ライティング16/28
合計81点/合格点83

夏休みは気合いをいれて勉強し,満を持して3回目(2015年10月―2015年度第二回試験)に臨んだ。3回目ともなると,また失敗するのではという不安感にも襲われる。

幸い,とくに大コケする分野がなく,満遍なく点数がとれて1次に合格することができた。

語彙24/25 リーディング24/26 リスニング26/34 ライティング20/28
合計94点/合格点85

2回目受験の時にもすでにスピーキング練習はやっていたので,ネタの暗唱,音読,1人スピーチなどをやって準備し,2次試験に挑戦。

スピーキング(2次面接) 64/合格点60

ギリギリで合格した。

下のグラフは,全体受験者,合格者の中における自分の位置の変化を示している。平均点をみると試験自体が少し易化している中,勉強効果が表れて着実に伸びていることがわかる。


英検受かるまでの成績.jpg


■どの教材を用いてどのように勉強するか

合格までの勉強ではいろいろな教材を試した。英語力を伸ばすこと,試験に合格することを考えて,以下の教材と勉強の仕方をオススメしておきたい。

1.語彙+4技能の基礎を固める教材を見つける

英検は,語彙+4技能の試験。公式にはこのような言い方はされていないけど,英検の特徴は語彙力を問う設問があり,配点も低くない。語彙力を伸ばしたい人にとっては適した試験だ。

英検1級を受ける前に,準1級までの語彙や表現を自分で使いこなす基礎力を持っていることが必要だと思う。私は準1級をとってから20年以上のブランクがあったので,語彙,4技能の基礎を身につける必要があると感じた。

1級基礎力の確認のためには,準1級の過去問を解いておくことを勧める。正答率が8割あれば,準1級は余裕で合格するので,1級の基礎はあると判断できる。

準1級レベルの語彙+4技能の基礎をつけるために使ったオススメ教材は,『DUO 3.0』。

この本では,英検準1級までの単熟語(時には1級レベルのものも)2600語が560本の短文にちりばめられており,文章で単語を効率よく抑えることができる。また560本の文章も,実際に役立つ会話文や文章で構成されているので(中には1級で使われる表現も),丸暗記できるまで繰り返せば,単語,リーディング,リスニング,ライティング,スピーキングの基礎力をつけるのに,役立つ。語彙+4技能の基礎を固めるには,ぴったりの教材だ。

私は最初リスニングから入り,リーディング,シャドーイング,そして瞬間英作文,暗唱(ライティング,スピーキング対策)へと進んでいった。今でも基礎力をもっと確実にするため,通勤時などではリスニングしながら脳内シャドーイングしたりして復習している。

音読,リピーティングを通じて,英検準1級までの語彙を完璧にしつつ,よく使われる表現をマスターすれば,英語を英語のまま理解する基礎ができると思う。また暗唱すればライティングとスピーキングにも役立つ。

2.過去問は試験対策に必要かつ最高の教材である

総合的な試験対策としてはやっぱり過去問が一番だ。過去問で使われている単語や表現は新しい試験でも繰り返し表れる。英検は他の級とともにレベルにあった語彙と表現が選ばれるからだ。また,試験の定石だが,過去問で形式に慣れることこそが,時間内で解ける力をつけることにつながる。ちなみにリスニングの問題(Part1)は過去問の再利用があるので,過去問をやっておくことは重要だ。

試験対策だけでなく,英検のリーディングはそのまま読んでも面白い内容を含んでいる。リスニングでも説明文(Part2)は,英語を学ぶ教材としても非常にいいものになっている。何度も復習することによって使える英語が身につくように感じた。

過去問は直近3回分を英検HPからダウンロードできる(こちら)。

最初の受験の時には,『毎日ミニ模試英検1級』を使った。これは2010年前後の過去問から選りすぐられて構成されたもの。

1回目の受験時は,語彙と作文対策に時間をとられてしまい,ダウンロードした過去問3回分とミニ模試(全体として2模試分程度)を2回ほど繰り返しただけだった。

第2回目からの受験には旺文社の『英検1級 過去6回全問題集』を用意した。2015年版だとダウンロードできる過去問と重なってしまうので,実際には,私は2014年度版の過去6回全問題集を購入した。

英検の過去問は毎年3月頃,新年度版の全問題集が出版される。新年度版が出版されると旧年版の発売が終わる。それでも欲しい人は多いため,旧年度版の中古価格が上昇する。とくにCDはプレミアムものになるのか,めちゃくちゃ高くなる。旧年度版を探す場合は,ネットでしっかり検索して,安いものを探す方がいいと思う。

過去6回全問題集は2年分の過去問が入っている。各年おきに買うことができると,過去問をたっぷり用意することができる。

2回目の試験を受ける時には,とにかく過去問に力を入れた。用意した過去問10回分を最低5回ぐらい繰り返すとともに何度も復習した。

3回目の試験を受ける頃までには大体10回ぐらい繰り返した。それだけ繰り返しても1,2問は間違えていたけど....

過去問が試験対策全体としての勉強の中心だったが,語彙+4技能分野別に行った対策は以下のとおり。

3.語彙力を伸ばすために,「暗記」から「作業」に変えた

英検の特徴は語彙問題にある。語彙問題は21個の単語選択と4個の熟語選択から構成される。難解語彙も含まれるけども,それでも英字新聞などでよく使われる単語のため,語彙問題対策をすると,英字新聞,雑誌を読むのが楽になる(専門用語は除く)。

単語対策は,『英検1級でる順パス単』(通称:パス単)がもっともいい。過去12回分の過去問を分析した結果,パス単の単語の出現確率(語彙問題の選択肢に出る確率)は25%ぐらいだ。4個中1個は出ますよ,という感じだ。語彙問題のみでこの高さなので,読解問題の文章を入れたら出現確率はもっと上がる。

ただ記憶力が衰退してしまっている年齢なので(笑),単語暗記が一番しんどかった。無理に覚えようとすると,あまりの覚えられなさに,自分がいやになり,挫折してしまう。

単語暗記はしたくない,でも単語は覚えたいというジレンマの中,試行錯誤してオススメできるのは,『百式英単語 最速インプット→2023』が提唱している勉強方法だった。(ついでに大学受験単語の復習にもなった。)

百式英単語勉強法の詳細は本に譲るが,やり方は,こんな感じ(YouTubeに動画がある)。

100個程度の英単語を1セットとする。英単語を音読,続いて訳語を音読、これを1単語につき2回繰り返す。1単語を英語→訳語と2回読んだら,次の単語に移っていく。1セットの(100語前後)が終われば,また最初からやっていく。1日20分の時間で,1セットの単語を4周することができる。1週間毎日同じセットを繰り返して終了し,翌週からは新たな100語のセットに移行する。

メリットは,暗記するというつらい作業が,1日20分の単純な音読に代わるので,毎日続けやすい。デメリットは1ヶ月で400語程度,パス単2100語を終えるのに,最低5ヶ月はかかるという点(まぁ仕方ないと思う)。

実際,1回目の受験時までにできたのは700語だった(準備期間は約2ヶ月ほどだった)。2回目の受験までに2100語を終わらすことができた(約4ヶ月の時間がとれた)。3回目の受験時には全部を何度も回したので,3回目に受験した時の語彙問題は全問正解するまでになった。まだ完璧にはほど遠いので今でも時々復習をしている。

また過去問を整理した『出る順で最短合格! 英検1級 語彙問題完全制覇』もいい参考書だ。過去,頻出している単語が分かるし、試験形式と同じなので、2回目の受験時までには過去問とともに5回程度繰り返した。

試験対策としては、上記で十分だと思うけど、さらに新聞、雑誌をより読めるような語彙力をつけたいと思い、『発信型英語10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング』の第2章(一般語彙力パワーアップ編の約1000語)もやった。

これはパス単と重なる部分も多かったので,百式英単語記憶の方法ではなく,CDを聞きつつ,「何回も読むこと」を繰り返す方法にした。見る回数,読む回数が増えれば、親しみが増え、そのうちに記憶されるようになってきた。ただどうしても覚えられないという単語は,別紙に書き出し,机の横とかにおいて見る回数をさらに増やした。

ちなみに、英検受ける前の私の語彙力のレベルはひどいものだった。

最初パス単で確実にわかった単語は2割ぐらいだった。パス単を買ったものの,これどうやって覚えようと呆然としたことを覚えている。過去問を解いたときには,語彙問題の25点中5~6点しかとれず,英検1級語彙の壁の高さにやる気をそがれた。

その時にWeblioで単語力測定してみると,「レベル6、3501〜4000語、中級者」のレベル、また英検1級の単語テストでは「カバー率30%、判定D、合格多難」だった。

単語を覚えるというのが,50手前のオッちゃんにとって一番辛い作業だった。覚えようとトライしてみたものの,数ページで挫折。どうしようと悩んでたときにネットで見つけたのが,百式英単語だった。

最初は半信半疑だった。この方法も若い人しか通用しないだろうと。でも他にもピンとくる方法がネットで見つからないので,百式に取り組み始めたというのが実情だった。でもこれは大正解。覚えるのではなく,読んで見る回数を増やすという「作業」にしてしまい,心に無理なプレッシャーを与えずに続けることができた。

これで,2回目の受験までには(はじめて半年後),Weblio単語力測定で1万語を超え,英検1級単語テストでも合格確実圏に入ることができるようになった。

英検1級の語彙は、一般に1万語から1万2千語必要と言われている。最初の語彙学習は何よりも優先して勉強すべきものだ。リーディング、リスニングで知らない単語が断然減る。

ところで、熟語対策はとくにやらなかった。配点は4点なので無視してもいいかと思う。また私が分析したところ,パス単の熟語の過去問出現確率が非常に低いのであまり役に立たない。やったのは,過去問と上でも触れた『出る順で最短合格! 英検1級 語彙問題完全制覇』のみだった。

本書の内容は,過去問を持っている人は重なりがある。本書は2014年度までの過去問を分析した結果,作られているので,2015年第1回以降の過去問とこれだけで熟語は十分だろうと思う。

4.リーディングは精読と多読を組み合わせて

リーディングは過去問の精読と繰り返しを中心に行った。語彙力さえつけられれば,英検1級の文章はほぼ読めるようになる。

対策としては,解き方になれること,幅広い分野の内容を読み慣れることだ。

解き方に慣れるためには過去問が一番。読解問題には,空所補充と内容一致の二種類がある。最初私は,空所補充に慣れなかった。比較的読めているにもかかわらず正解が導けないといった状態でだった。内容一致でも,選択肢が長いために,上手く正解が導けなかった。

精読を繰り返し行っていく中でわかったのは、正答率をあげる鍵は,選択肢と本文の言い換え(paraphrase)関係を見つけることだった。英検の問題では選択肢を選ぶ根拠が必ず本文にある。そしてその根拠文にもとづいて,別の言い方で選択肢が作られている。

したがって,本文と質問,選択肢を分析し理解できるまで精読を繰り返すことが役に立った。同じ問題を何回も解き,間違えるところは大体,根拠をあやふやに選んでいる。その根拠文と選択肢の関係をしっかり把握するまで,過去問に取り組むと正答率はアップする。

次に,英検は幅広い分野の文章が出てくる。歴史・文化,社会・経済,科学・技術,環境・食糧,医学・心理などだ。幅広い分野の多読用として,『 英検1級 文で覚える単熟語』を使った。付属CDを聞きながら,本文を読み,意味をとるのをひたすら繰り返した。この本は語彙力もつけられるメリットもある(パス単の復習にもなる)。

リーディングの勉強をしていて,過去問などでは,何度読んでもわからない構文というのがいくらかでてくる。本当はそれを徹底的に調べた方がいいと思ったけども,私の場合は解答に関係なければ,「そんなもんだ」というように割り切ってスルーしていた。というか文法書を引いて構文を理解しようとするのが面倒だったので(汗)

5.リスニングはディクテーションとシャドーイング(だと思う・・)

リスニングも過去問の繰り返しを集中的にやった。

勉強法は,過去問のスクリプトの音読,シャドーイング,選択肢の研究などを繰り返したけど,2回受験してもリスニングに伸びがなかったので,勉強法を変更。

聞いて書き取るというディクテーションに取り組んでみた。これは時間はとられるけど,とても効果があったように思う。これによって,(1)音が聞き取れないのか,(2)単語や表現を知らないのか,原因をはっきりさせることができたからだ。私の場合は,There is(are), have/hadや冠詞の聞き逃しが多かったことがわかった。

これにより対策ができる。

(1)の場合は,何度も聞きながら,遅れながらも同じスピードで自分で言えるようになるようにする(シャドーイング)。自分で言えるようになれば,聞き取れるようになるはずだ。

(2)の場合は,ただ表現を覚える,それだけだ。

いずれにせよリスニングの対処法がわかったという意味で,ディクテーションはいい方法だった。

ただディクテーションは時間がかかる。ある程度やれば自分の聞き取れないところのクセはわかってくるので,あとはシャドーイングでいいだろうと思う。

ただ点数を見る限り3回ともリスニングはそんなに伸びていないので,まだまだリスニング力向上のために勉強を工夫する必要があると思っている。シャドーイングもきちんとできているとはいえず,シャドーイングの方法をさらに研究する必要があると思っている。

6.ライティングは書くより覚えろ

ライティングは,とにかく書いてみよう,というアドバイスが多い。でも私にはあまり効果的ではなかったと思う。

最初は,過去問を使って英作文を作成。英作文のフルーツフルイングリッシュで添削してもらっていた。
でもこの勉強法には3つ問題があった。(1)添削結果を見直すのが面倒くさい(自分の問題w),(2)添削されても冠詞や多少の文法の間違いが指摘されるだけ,(3)毎回似たような構文と表現で稚拙な文章の使い回しに陥る,といったものだ。

もちろん実際に書いてみることによって英検エッセイの形式に慣れるという効果はあった。でも,英検1級の語彙を使いつつ,英検1級にふさわしい一段上の表現ができるようになりたい,という目的には「自分で書くだけ」では無効だった。

受験1回目は「都市化」という自分の得意なテーマであったので,すらすら書け,合格点である20点(7割)を確保できたけども,2回目では「クローン技術」というテーマでは16点と,まったくぼろぼろだった。

そこで勉強法を変えて,エッセイの型と幅広い分野の表現を身につける,ことを目標に暗唱に取り組んだ。

まず,英検エッセイの表現を身につけるために,過去問の模範解答を7本覚えました。(本当は10本覚えたかったけど,時間切れ。現時点では11本暗唱している。)

このメリットは,英検エッセイの「型」を身につけることだ。

イントロ,ボディ,コンクルージョンの三段構成はもちろんのこと,イントロの導入,意見表明の表現,ボディでのトピックセンテンス,サポートセンテンス,コンクルでの話のまとめ方について,理解が進んだ。また各パラグラフでの使える言い回しを身につけることができた。

次に,幅広い分野の表現を覚えることを目標に『英検1級英作文問題』を使った。

この2章の練習問題は予想問題として10分野にわたってAgree/Disagreeの二つの側面から模範解答が用意されている。自分の好きな方の意見の模範解答を選び,模範エッセイを10個暗唱した。暗唱したあとは確認のために全文書き起こしながら,かつ自分の意見のように書くという方法をとった。

そして幅広い表現を身につけるために,本書の「別冊」を使った。この使い方はスピーキングとも共通するので,次項で説明する。

さて,単語自体を暗記するのがきらい、つらい私が,どうやって暗唱できたのか。

1)場所は電車の中で
2)1文ずつ読んで,脳内で暗唱。1文できれば次の文へ。1パラグラフ暗唱できれば次のパラグラフに移る
3)1パラグラフ終了すれば,最初のパラグラフから脳内再生,暗唱。
4)帰宅後(出勤後),声を出してみて暗唱成果を確認。時間をみつけて,脳内再生。
5)翌日か翌々日に暗唱成果をパソコンに打ち込んで確認。(ただしパソコン入力。本当は手書きで練習する方が本番への準備にはいい。)

文章は意味があるので,単語よりもやりやすかった。またDUOなどで基礎力がついた成果なのか,模範エッセイを3個ぐらいやると,だんだん覚えることへの負担が少なくなってきたように思う。

正直,暗唱は最初は本当に辛かった。でもこの勉強法には二つのメリットがあった。一つは覚えるものが増えると,だんだん覚えるのが楽になってきた。頭の中で英文知識の回路ができてくると,それ以降は英語の蓄積がなにかしら脳内でつながっていくからだと思うが,だんだん覚えやすくなった。

もう一つは,どこでもいつでも勉強できるというメリットがある。電車で座れなくても,電車を待っているときでも,ラーメン屋で注文した後のラーメンが出てくるまで、トイレに入っている時でも,お風呂に入りながらでも,暗唱は(脳内で)どこでも練習・確認できる。ついでに暗唱したものをしゃべっていると,自分が英語話せる気になるので,モチベーションもあがる。

ところで,模範解答はレベルが高い。でも模範解答を分析すれば,1級に必要な単語をどのように使えばいいのか,どのような構成,組み立てがいいのかわかる。自分では使えないかもしれないけど,暗唱すると結構応用が利き,本番で力を発揮する。

3回目の試験では,「国際テロ」に関するテーマだったけど、いろんなところで模範解答の表現が使えた。やはり,模範解答の暗唱は最強だと思う。

私は仕事柄エッセイの書き方は理解していたけど,英語エッセイの書き方(イントロ,ボディ,コンクルージョンといった基本的な型)を知らない人は,何か別の参考書で補充した方がいいかもしれない。

7.スピーキングは1人スピーチコンテスト方式で

スピーキング力をつけるには実際に話す機会をもつことが必要だと思い,コマーシャルでも有名なDMM英会話に入会した。いろいろ試す中,自分にあった先生をみつけて,好みのレッスンを組み立ててみた。DUOの瞬間英作文をやってもらったり,英検1級対策をしてもらったりした。一番多かったレッスンスタイルは、DMMが提供するDaily Newsを読み,議論するというものだった。

でも,これもライティングと同じ問題が発生。

自分の使える稚拙な範囲の英文しか言えず,ブロークンはブロークンイングリッシュのまま・・・という悪循環に陥った。先生も多少指摘はしてくれるけども,表現力が広がらない。

結局,3ヶ月ほどで退会(一時休止)し,表現力の向上,つまりインプットに力をいれることにした。

まず基本的なスピーキング力を延ばすためには音読と瞬間英作文がいいと思う。

英語勉強法界隈で有名な瞬間英作文(『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 』)は勉強初期の時に何周かやった。あと『会話できる英文法大特訓 CD付』でも瞬間英作文をやってみましたが,これは挫折した。文章が英検1級試験とは関係ないし,自分の生活でも使わないだろうというものも多く,モチベーションがあがらなかったのが理由だ。

英検1級を受ける人の瞬間英作文教材は,最初でもあげた『DUO 3.0』だ。こちらの表現の方がそのまま環境や社会問題などで使える表現が多い。ただ瞬間英作文するには,日本語訳が自然すぎてやりにくいけど。。。

次に,様々なトピックに対応した表現ができるようになるために,ライティングでも用いた『英検1級英作文問題』の「別冊」を用いた。(この別冊は本当にいい!)

英検的にはライティングとスピーキングは,テーマを与えられて自分の意見を書く,スピーチするという構成なので,勉強は同時に重ねて行なうことが可能だ。

『英検1級英作文問題』の「別冊」では,30のテーマ(原発とか国連とか世界遺産とか)を取り上げて,架空の2人が会話形式で議論になる論点を展開している。ライティング,スピーキングで重要な根拠を示す時に,どの論点を利用すればいいか,参考になった。また必要な単語や表現も身につく。

話はそれるけど,多くの英作文の本は,エッセイの書き方や共通でよく使われる表現が紹介されるだけだ。が,この本は,幅広いトピックの知識と表現を増やすという意味でTOEFL,IELTSのエッセイやスピーキングにも役立つと思う。

さて,4技能すべての能力をあげることを考えて,2015年の8月に集中して,この別冊のディクテーション,暗唱,音読を繰り返した。回数は数えていませんが,50回は音読したと思う。

スピーキング練習で一番効果的だったのは,「1人スピーチコンテスト」だった。ライティングでもスピーキングでも音読,暗唱した教材を1人でスピーチするというものだ。観客がいないし,競争相手もいないのでモチベーションはあがらないけど,すらすらスピーチできるようになると,自分がものすごく英語しゃべれている幻覚におちいることができる(笑)

あとは,実際に使ってみることで表現が定着する。1次試験が終わった後2次試験までは,DMM英会話を再開させ,スピーキングの準備をはじめたが,表現力や会話能力が断然あがったという実感をもつことができた。

■教材と勉強法のまとめ

まとめてみよう。とにかく勉強法としては過去問の繰り返しが王道だ。語彙,リーディング,リスニングの問題を分析,何度も繰り返すことによって,一次合格の力が身につく。できれば過去問10回分をそろえる方がいい。

そもそも英検1級用の参考書は少ない。英字新聞や雑誌(TIME, The Economist,英検的には,Scientific Americanが科学系のトピックにいいらしい)を読む,英語のニュースを聞くで勉強するのもいいけど,英語の大海の中を泳ぐ感じに陥って,どこまでどう勉強していいかわからない。

少ない参考書の中で,一番信頼おけるのが旺文社の参考書だ(実質旺文社の独占状態だし,英検自体もともと旺文社がはじめた経緯がある)。

受験者のパイが少ないせいか,種類も少ないのが現状の中,私が自信をもってオススメしたい参考書は以下の3つだけ(旺文社のステマwww)。(ただし今では作文でもいいのがあるようだ。)

(1)パス単
(2)過去6回全問題集+別売りCD(いわゆる過去問)
(3)英検1級英作文問題(とくに別冊)

パス単で語彙力をつけ,過去問でリーディング,リスニングの解答の仕方と傾向を体になじませ,ライティング,スピーキングには,過去問の模範解答を暗唱する,これが最短の英検1級合格法だと思う。

勉強の仕方で注意しなければいけないのは,覚えよう,理解しようとすると挫折する。まず間違いなく自分のアホさ加減にうんざりするし,自己肯定感が減る(笑)

英語は所詮言葉だ。勉強するよりは,慣れることこそ重要だ。慣れるために具体的な作業に落とし込み,毎日繰り返すことだと思う。

例えば,単語を暗記するのではなく,100個の単語を20分で4周音読するという作業にしてしまう。模範解答を10回音読する,リスニングのスクリプトを3回シャドーイングしてみる,という具体的な作業にしてしまう。

わからなくても気にしない,覚えられなくても気にしない,わからなくても覚えていなくても「繰り返す」と必ずわかる部分があるし,覚えられる部分がある。

繰り返していくと,なじみが出てくる。また,全部わからなかったものの中から,わかるところが出てくる。こうなると繰り返していくうちに,わかるところはさらっと軽く見るだけ,わからないところに時間をかけることができる。

語彙と暗唱はほんとに繰り返しだ。繰り返してなじむ,わかるところを吸収し,わからないところをそのままにしておく,繰り返してくうちにわからないところが減っていく,その過程で身についていくように思う。

歳をとっても記憶力は変わらないとか言う記事を読んだりしたけど、本当に記憶力が減退している。

テレビをみていてキレイな女優さんが出てきて,ヨメから名前を教えてもらっても1回では覚えられない。興味がある若い女性の名前さえ忘れてしまう(苦笑)

ヨメがパン屋で買ってきたパンが美味しかったので,名前を聞いたら「シュガーブリオッシュ」。翌日自分で買いに行ったら,「ブリオッシュ」という新しい単語を忘れて買えなかったという...

そんな記憶力低下の中で,50手前のおっちゃんがここまでできたのは,「暗記しよう」ではなくて「繰り返す」という勉強法だった。

そして繰り返しとともに,どこがわからないのか(頭に入っていないところなのか)を明確にすること,だと思う。わからないところを見つけて,自分のバカさ加減を責めるためではない。次の繰り返しの時に時間を節約するためだ。

繰り返しも時間がとられる。分かっているところ,覚えているところはできるだけ飛ばして,わからないところ覚えていないところを新規に繰り返す方が時間を節約できる。

さて,最後に私の使った教材の仲間たち(戦友www)を紹介しておこう。電車で勉強することが多いので,分割して持ち運びしやすいようにした。

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■おわりに

以上の勉強法は,4技能を試す英検準1級,2級でも通じる(2級にも2016年第1回検定試験からライティングが導入され,4技能試験になる)。英検はレベル設定が非常にうまくできている試験で、自分にあった級を順番に受けることにより、英語4技能を順にステップアップさせていくことができる。

しかも英検の良さはテストの質もさることながら、金額が安いという点だ。TOEICでも一般のLRの試験は5725円で受験できるけど、スピーキング&ライティング(S&W)を受けるには10,260円かかり、4技能を測定しようとすると全部で約16,000円ほどになってしまう。いわんやTOEFL、IELTSは25,000円超えてしまう。

ところが英検は一番高い1級でも8,400円で4技能が測定できる。ただ一次(LRW)に合格しないとスピーキングテスト(S)が受けられないというデメリットはあるけど,4技能を測定するテストの中では最高のコストパフォーマンスだ。

私もこれで終わりではない。今の最終的な目標は,ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のC1レベルの英語力を持つということだ。

英検もCSEスコア制を採用するようになった。英検のスコアでいうと2650から3300あれば,C1レベルだ。安定したC1レベルの英語力だといいたいので,英検スコア3000,IELTS7.0以上を目指していきたいと思っている。
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2016年12月25日

『英検1級合格マップ』ご献本感謝。

2015年に最初に合格する前に、JunさんのSkype英検模試に参加させていただいた。仕事で過去問一回まとまって解くことが難しかったけど、Skypeで参加すると強制的に集中して解けたのでいい体験をさせてもらった。

そのJunさんがアルクから『英検1級合格マップ』を出され、サイン付きでロンドンまでご恵投いただいた。

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協力者名に私の名前が入っているんだけど、何もしていない(笑)編集者の方からの英検の勉強に関する問い合わせに答えただけだ。

Amazonでは本以外での評価が荒れているが、「英検1級は夢だなぁ」と思っている人にとっては、英検1級取得へのきっかけになる本だと思う。間違いなく気合が入るとともに、夢が身近な目標に変わる。つまり漠然とした夢が、合格という具体的な目標に変化し、自分でどのような勉強計画を立てようか、というところまで促してくれるだろう。

本書の構成は以下のとおり。

Chapter 1 英検1級ってどんな試験?
Chapter 2 パート別攻略法(一次試験)
Chapter 3 パート別攻略法(二次試験)
Chapter 4 みんなの合格体験記

まず第1章で英検1級の過去問の一部から、試験の解説がされる。長文の内容一致選択問題であれば、過去問を示しつつ、3問付き問題であれば、内容の1/3を読めばカギとなる情報がある、などの具体的な対策も示されている。

第2章、第3章は受験者が気になる合格への対策編だ。語彙対策ではデジタル+アナログを組み合わせた学習を提案、長文では過去問でのトレーニング、リスニングでは先読みとポッドキャストの活用、面接ではスピーチ原稿の自作など、著者自身の体験にもとづいて記載されている。

第4章の付録的についている5人の合格体験記も刺激的だ。合格までの方法は人さまざまだということがよくわかる。自分の勉強法は自分で考える、そしてそれは人さまざまであること、勉強法で迷ったとしても自分を信じればいいこと、がよくわかる。大学受験の時に、志望校の合格体験記を読み漁った年代としては、こういうのは大好きだ。

一方で、英検1級を持っている人、さらに英語力を高めたいと思っている人にとっては、経験済みのところもあるし、ある程度勉強法も持っていると思う。その人には戦略と勉強法の確認になるだろう。

いずれにせよ、クリスマス(ロンドンは意外に町は静かで、25日は交通機関も含めて商店など町はすべてがストップする)の読書にはよかった。

わざわざロンドンまで送付していただいた編集者と執筆者のJunさんありがとうございましたm(__)m


私個人としては、最近英語力をあげたいと思うので、もっと極めた勉強法についても知りたいなと思う。(英検の過去の文部科学大臣賞受賞者の勉強法公開とか、IELTS8.0以上への道とか、英検スコア3400への道とかw)。でもそんなマニアは数が少ないので、初版(一般的には3000部)が捌けるほどマーケットを形成していないし、一般的な英語勉強法的なものはマーケットでは過当競争だから、本になるわけはない。

実際、母数の多い(しかも級に分かれていない)TOEIC対象本はマーケットがでかいから本も作りやすいだろうし、一般的な勉強法であれば、脳科学者の茂木健一郎とか元Googleの村上憲郎など別マーケットでネームを確立した人に振る方が出版社的には安全である。

この意味で、1級受験対象者2-3万人程度のマーケットに向かって、本書を企画したアルクもすごい。参考書は旺文社、ジャンパンタイムスが定番になりつつある中で、角度を変えて、体験系で参入してきたわけだから(編集担当者さんも企画会議でがんばったんだろうと思う。その分、初版部数と採算ラインの設定で、価格が1500円割れなかったのかもしれない)。

もうけはないだろうけど、英検が大学入試や単位取得の手段、4技能計測手段としてもっとメジャー化するようなことがあれば、出版社としても先見の名があることになる。英語の勉強法と参考書は、大学受験者数(大学受験参考書販売数)が減少する中で、いいマーケットに成長するだろうから。

ちょっとアルクファンになっちゃったw

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CAN-DO SPIRIT COACHの栗坂幸四郎さんという方が、本書を「剽窃」と主張している。ちょっと栗坂さんの主張を読んだ感想を述べておく。(12月28日追記)

なお、この件はアルク側が抗議して栗坂さんは主張をやめている。(1月13日追記)
アルク側の主張はこちら(PDFファイル)。

0)主張の概要
はじめに、Junさんを素人英語学習者ではなく玄人学習者(英語教育者)だとし、「もちろん、我々英検1級対策スクール側からすると「敵」となるのは十分承知の上です。かと言って別にとやかく批判するつもりは毛頭ありません。」

と前置き。本文で「剽窃」を主張し、最後にスクールは

「あくまでも【何人の受験生を合格させたのか?】がまぎれもない義務であり責任でもあります。」

と結ぶように話をもっていっている。(アルク出版「英検1級合格マップ」の剽窃について

1)剽窃
剽窃とは一般に他人の著作などの語句表現をあたかも自分の表現として使うことだ。出版で問題になるのは、その本の中で一段落とか一ページとかまとまって同じ表現を写していた場合などである。(引用を示している場合は別。)

栗坂さんの主張である、パス単の暗記とか、時間配分とかは似ているところがあるだけで、同じだとはいえないように思ったし、本書全体の何割かを占めるかを考えたら、明らかにメルマガ等彼の著作権を侵害されたとはいえないと思った。(注)

2)アイデア
それでも、本書を作成するにあたって、アイデアが盗用されている、と主張することは可能だ。ただそれでも、栗坂式という名前で商標登録したメソッドなのかどうかという点が法律的に問題になるだろう。

例えば、マインドマップというのは商標登録され、そのアイデアは知的財産権で保護されている。したがって資格のある人でないと、内容を人に教えることはできない。

それに、「五感を使って単語を覚える」的なものは、「授業を聞くだけではなくノートを取れ」的な一般的に常識として共有されうるものなので、〇〇式として門外不出的なアイデアと言えるのかどうかはわからない。

一歩譲って、もしそれが栗坂式独自のもの、Junさん自身がもし講座を受講したとしても、受講料の対価としてアイデアは販売されている。つまりアイデアの所有権は移転しているのであって、自分の販売した商品をあれは俺の商品だというのは難しい。

3)独学?
気になったのは独学かどうかという点だ。というのも合格者の体験談を提供している「5人の合格者のうちなんと3人もが外部のプロの英検1級対策スクールも活用しながら合格されていらっしゃる」という点を指摘しているからだ。

つまり学校を利用した場合「独学」といえるのか、という点だ。

大人の場合、自分で学習計画を立てて、自分で学習教材を選ぶ。その時に学校形態をとったもの(ネットも含めて)を選んだ場合、学校に行ったから独学でない、と主張できるのだろうか。私は独学のように思うのだが。。。

4)WinWin
営業妨害だと栗坂氏が感じたことは事実であろう。でも、他者はそうは感じないように思う。なぜなら本書の発売は英検1級者の潜在的受験者を掘り起こす可能性が大きいので、むしろ英検1級対策やる学校にとっては受講者の拡大につながるように思う。つまり本の出版も学校の経営もWinWinの結果に落ち着きそうだという感じがしている。

学校を経営する以上、与える知識やノウハウの拡散は避けられない。同業他社がノウハウを盗んだら問題だけど、やっぱりJunさんは営利的な勉強会をやっているわけではない(と思う)ので、玄人とは言えない。

一歩譲って、Junさんが玄人で同業他社だとしても、学校であれば、さらに同業他社に負けないよう教える内容を進化させていく必要があるとは思う。

いずれにせよ、Junさんは玄人ではないこと、剽窃とはいえないことから、被害妄想による主張のように思った。(前置きしたように個人の感想)

(注)最近の実際に剽窃されたという問題は高橋洋一氏と講談社の『中国GDPの大嘘』がある。簡単な内容はこちら。これと比べても栗坂氏の剽窃の根拠は薄い。
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2016年12月24日

英検英作文の採点基準を考える

「採点者は見た」英検英作文プロジェクトを1ヶ月ほど続けて、先週一週間かけてみなで振り返りを行った。

英検の採点者はどこを見るのか、どのように書くのがいいのか、得たものをまとめてみたい。

プロジェクト参加者は6名、18本の英作文投稿、59本の採点が行われた。作文1本あたり3本程度の採点が行われたことになる。

すべての採点結果をまとめると以下のようになった。

   平均点数
内容  6.25
構成  6.68
語彙  6.68
文法  6.63
合計  26.24

   標準偏差
内容 1.092
構成 1.090
語彙 0.899
文法 0.998
合計 3.164

*本番と同じく各項目8点、合計32点で採点。

プロジェクト参加者は何も英検協会の採点研修を受けていない。わかっているのは英検が公開している基準だけだ。それでもほぼ英検基準で採点できているのではないかと思っている。

その理由は、(1)「内容」の点数が低くなると他が低くなる傾向があったからだ。英検協会の基準では、すべての項目において、「自分の意見とその理由が伝わるように」(内容)を構成して、語彙を用い、正しい文法で示そう、となっている。つまり基準でも「内容」が採点全体に影響を与えるとともに、我々の採点もそうなった。一読してなるほどと思うような内容であれば、全体の点数にいい影響を与える。

もう一点は、(2)「内容」の散らばり(標準偏差)が大きく、採点者の主観が反映されやすいことが見てとれる。毎回、採点結果に納得したり納得できなかったりするけども、残念ながら、人によって厳しく判定したり、甘く判定したりする傾向がある。それはトピックに対する採点者の知識量にも依存している気もしている。(トピックについて詳しい知識をもつ採点者が読むと、内容へのツッコミが強くなるかも。)

以上の分析の結果、英作文能力の高低もさることながら、「内容」をどのように書くかにかかっている。

それではどのようにいい「内容」を書くのか。それは英検の言う通り、以下の点を注意して書くということにつきるだろうと思う。

「自分の意見と合わせて、その理由を明確にしましょう。その際に、多様な観点から考えて、意見を支える論拠や説明がより説得力のあるものになるようにしましょう。例えば、理由を書く際に、単純に「安いから」や「便利だから」だけでなく、安くなることがどういうことにつながるのか、また便利になることの具体的な例なども書きましょう。」

もう少し具体的に書くと

1)序論で自分の立場を明確にし、結論でも再度述べる。
2)その立場を支える根拠3つは、相関があまりない方がよい。
3)各段落で、根拠(Opinion)、説明(Reason)、例(Example)という展開を心がける。

という感じだ。

ちなみに、その他の傾向を読み取ると、全体の採点として、23点から29点の間に約7割の英作文が、基本的にほぼすべての作文が20点から32点(満点)に入ることがわかる。この実験では、英作文の採点は大きく差がつきにくいが、CSEスコアでは646−735と差が開くので、自分の意見、理由、その理由をサポートする根拠をきちんと展開し、各項目1点でも多く得点できるようにしたい。

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2016年12月21日

え!?暗唱と暗記は違うの?

ショックだった・・・・

Twitterで天満さんという方のつぶやきが流れてきた。




告白すると、私が暗唱したというものは、すべて「斜め上をにらみつけて搾り出している」ものだったorz

土台がない、土台がない、覚えたものが身についていないと、前のエントリで騒いでいたけど、原因はこれだった。

つまり、暗記はしたけど暗唱ではない、ということだ。

言い訳すると私は共通一次試験時代の人間で、5教科7科目の「暗記」に励んだ時代をすごし、批判されようと覚えることは「神」だった。『基本英文700選』を「暗記」して、某大模試の英作文に取り組んだ世代だ。

正直、これまでジョブズのスピーチも、『英検1級英作文問題』の別冊も、『DUO 3.0』も高校教科書も暗記だった・・・・

だって、暗唱って、暗記したものが言えればいいんでしょ、みたいな感覚だったから。

どうも英語クラスタの暗唱ってそうではないらしい。

英語できる人はみんな知ってたみたいだ。







なにそれ、「運動記憶に落とし込む」とか「アレ?自然に口から出てくるぞ!」という感覚って。

英語素人としては、「どうしたら本当の暗唱になるんですか?」って聞きたいところだけど、英語のプロに無賃で聞くわけにもいかない。

唯一の手がかりはVOZEさんの

「「覚える」んじゃなくて「覚わる」(まで繰り返す)」という点だ。

今まで暗唱は心の中で覚えたり、小声で覚えたものを繰り返したり、覚えたものをパソコンで打ち出したりとかはやっていたけど、きちんとしたスピーキングとしてやってなかった。

もちろん音読もしていたけど、音読しているうちに覚えられるといわれても、いつになったら覚えられるか不安だったので、「暗記」に走っていた。

そりゃ、数週間すればきれいに忘れるわw 土台になってないもん。

これがスピーキング面で「土台」のない原因だ。勉強といえば暗記ぐらいしか(しかもその力は衰えている)思いつかなかった私としては反省しきりである。

口を動かし、発声していかないといけない。
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2016年12月20日

英語の土台が欲しい(翼はいらんけどw)

JetBullさんの勉強法にとても刺激を受けた。(グプタさんのインタビュー記事

たしかに社会人はまねできないかもしれないけど、この2カ月Output2技能の勉強に集中してきて、「語彙の量」よりも「語彙の深さ」を得ることはとても重要だという気がしている。

先日IELTSを受け終わって、ちょっと瞬間的に思ったんだけど、試験のスコアもいいけど、急にガチの英語力が欲しい、と感じた。

もちろん試験対策で力はついてきたと思うんだけど、なんていうのかな、これで勉強をやめたときに、きちんと英語力は身についているんだろうか、と不安になった。もし一年間英語勉強やめたら、どこまで英語力が残っているんだろう?その残っている部分こそがこれまでの勉強で身につけた部分だと思う。

一級単語を覚えて、リーディングもリスニングもかなり力伸びたと思うけど、「自分で操れる部分」はどうなのか、英語の土台はできているのか、という点が不安だ。

前回の二次試験以降、Output対策に焦点をあてればあてるほど、英語が操れていない気がしている。

自分で読み返しても(話したあと振り返ってみても)不自然な表現が多いし、語彙も場面にあっていない感はしょっちゅうある。

英検はどうしてもリーディング、リスニングの比重が相対的に大きい(試験対策として)。今回IELTS、とくにライティング、スピーキング対策をする中で

言葉を操る能動的な力の不足

を感じた。

原因として語彙と表現の土台がない。

語彙は四半世紀前に覚えた英単語(いわゆる中学から受験必須単語まで)でさえ、正しく操れていない気がする。使役のmakeから、英英辞典を使って、cause、create、bring aboutなどと表現の幅を広げていきつつ、今さらこんな単語の深い意味が分かっていないのかと気づかされた。助動詞の可能性のcouldと推量のwouldさえも惰性で使っていて、変なことに気づいた。そもそも基本語彙の用法さえあやふやだ。

表現も稚拙だ。SVを基本にしたものばかりで、広がりがない。高校教科書、DUO3.0で基礎固めをやったはずなのに、会話や作文の時に「あれや、あれ。あそこで何回もやったやないか」と心でツッコミつつも思い出せない。自分の記憶力を恨んでもしょうがいないけど、基礎的表現が身についているようでどうも身についていない。おそらく1年後は何も残っていない可能性がある。

試験とは関係なく、二つの勉強を始めた。土台を固める勉強だ。

具体的には以下の感じ。

1)日常的に使われる語彙を中心に英英辞典で語義を確認していく。(一日20分程度)

語彙リストはNGSL+NAWLの約3800語を使う。http://www.newgeneralservicelist.org/このリスト語彙をマスターするだけで、ケンブリッジ・イングリッシュ・コーパスの92.3%がカバーできる。土台としての語彙量としては十分だろう。(もちろん英検前には1級単語を復習していかないといけないが。)

正直、時間はかかる。それでも一日10個できれば、1年ほどで終了する予定だ。

2)DUO3.0と高校教科書(Crown:Comunication English I)を身につける。(一日20分程度)

丁寧に再度暗唱しつつ、音読、シャドーイング、リスニングを通じてもっともっと自分のものにする。

すしぼーいさんだってDUOを170周してるからね。





語彙数で土台とその他の関係を示すと以下のようなイメージ。これまで背伸びして1万語レベルの単語、読解、リスニングにこだわってきたけど(翼をくださいw)、基本語彙3800程度を自由自在に操れるようにしようと考えている(土台をくださいw)。(やっぱり土台がないと翼にこだわっても、飛び方変になるだけですわww)

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2016年12月19日

英英辞典の意味

複雑なことを簡単に説明するために、英英辞典は有益なことに気づいた。11月よりライティングの勉強を本格的に始めて、英英、同義語辞典を使うようになったことも背景にある。

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このブログ読者も同じことを感じているんじゃないかと思うんだけど、ネイティブとか英語うまい人はこちら側が理解してなかったら簡単な言葉でもう一回説明し直す。

日本語でも子どもがいる家庭は、子どもが小さい時にやさしい言葉で物事を説明したと思う。

つまり物事は簡単な単語と文法で説明できることが多い。

英英辞典なんかでも単語をひいてみると、なるほどと思う。例えば、

expensive = costing a great deal of money

など。

だから最近思う。基本的な語彙と表現力があればかなりのことはアウトプット(ライティング・スピーキング)できるんじゃないか、それができていないのは基本が身についていないんじゃないか、と思っている。

基本的な単語を、簡単な英語で説明する、この訓練のためには、英英辞典で基本語彙を再度確認する作業は有益だ。

(ちなみに、知らない単語を初びきする場合は英和辞典でも確認している。)





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2016年12月18日

ロンドンでIELTSを受けてきたったー

今年の1月末に受けて以来、約1年ぶりのIELTSをロンドンで受けてきた。

冬のロンドンらしく、朝から霧が立ち込めている。

朝8時に家を出発し、最寄りの駅から出発。

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会場は地下鉄で10分程度のSudbury Hill駅(Piccadelly line)。

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徒歩10分ほどで会場のGSM Greenfordに到着。

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専門学校のようだった。

パスポートを提示して建物に入館。荷物預け→レジストレーション→写真→身体検査ののち、200名ほどの机が配置されてある教室へ。1人一つの机、そしてとなりと十分なスペースがあったので、今までいろんな会場で試験受けてきたけど、温度調節以外は一番よかった。

さすがにロンドンだけあって、世界中の人種が受けに来ていて、その中でも中国人の学生さんらしい人がひときわ多い印象だった。受付も試験運営も多種多様な人種の人がやっていたので、ロンドンらしい。

9時20分には指定の席に着席。今回、パスポートとお水以外はすべてクラークに預け、筆記用具(鉛筆2本、鉛筆削り、消しゴム)が各机に用意されていた。

10時5分前より監督官から試験の説明開始。

10時10分よりリスニングテストが始まった。

前回同様、Part1で2つほど聞き逃し、焦るものの、解答を写す10分の間に思い出しつつ、それらしい解答で埋めた。あと数問不安が残る。

11時5分よりリーディングテスト開始。

今回は、騒音と健康、ジェットコースターの歴史、大陸が一つだったことを証明する生物学的アプローチの話だった。1級で慣れているので、満点近く取れているのではと思っている。時間に余裕ができそうなのを見越して、終了15分前にトイレに行っておいた。(終了10分前になるといけない。)

12時20分よりライティングテスト開始。

今回はしっかり書くことを目指していたので、トイレ休憩はせず、ひたすら書いた。苦手な表が出るとともに、エッセイのお題目は、英語が世界語になることの功罪、だった。

時間いっぱいを使って前回よりはしっかり書けたものの、表説明の特徴を取り出すことに手間取ったこと、エッセイの論じ方に納得がいかなかったのがちょっと悔しい。

13時20分に終了後、最初のSpeaking Slotに入ることができ、再度レジストレーションして面接室の前に待つ。

14時ごろスピーキングテスト開始。

住んでいるところの話(Part1)、住んでいるところのスポーツ施設について(Part2)、スポーツ関連の質疑(Part3)と、苦手トピックにあたってしまったが、とりあえずはFluencyにこだわって話した分、やはり文法(とくに時制)に間違いがみられた。

14時半に一切終了して、帰宅の途についた。

結果は12月30日にWebにて発表らしい。

予想では、L7.0、R8.5、W6.0、S7.0のOA7.0かもしれない。7.5の壁は厚そうだ。
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