2019年01月24日

英語らしい文章を書くには(3)『英語「なるほど!」ライティング』

英作文の読書もこれが最後。

語彙を覚え(IELTS的にはLexical Resource)、文法的に正しく書けるようになり(IELTS的にはGrammatical Range and Accuracy)、英語らしく表現できるようになっても

「つなぎ方」(IELTS的に言えばCohesion)がなければ、意味がない。

一文、二文を書くならまだしも、ある程度まとまった文章力が試されるIELTSにとって、また採点基準から考えてもCoherance & Cohesion(論理の一貫性と流れの良さ)は重要だ。

ということで読んだ本がこれ。



これもいい本だった。

本書は

Chapter 1 センテンスの作り方
Chapter 2 複数のセンテンスをつなげてみよう
Chapter 3 文章にまとめる

という作りになっており、センテンスをどのようにつなげるかというChapter 2が本書の肝だ。


まず、センテンスで重要なのは

Romeo loves Juliet.

という文章があったときに、主語のRomeoがトピックであり、loves Julietがステートメントになるという。ステートメントの語順が説明されたあと、

複数のセンテンスをつなげるときに、

トピックを共通化すること
トピックに関連づけること
ステートメント内の情報を次のトピックにすること
2つのセンテンスの場所、状況、時間が同じであることを示すこと
論理的なセンテンスを展開するために、
 @因果関係(It is because, The reason is that, as a result, therefore, thus, consequentlyなど)
 A共通・相違(also, too, likewise, similarly 共通、however, on the other hand, in contrast 対比)
 B説明(for example, for instance, specificaly)
 C順番(First, Second, Thirdや First, Next, Then, Finally)
 D情報追加(also, in addition, additionally, besides, moreover, furthermore)
 Eまとめ(In conclusion, to sum up, in short)
などの「つなぎ言葉」を使うこと


が示されている。

Chapter 3では、4つの文章形態が説明されているが、IELTS的にはPersuasive text(説得する文章)だけで十分だろう。またこれについては他の専門書が多い。

また本書の特徴として

英語が平易
簡単な練習問題が豊富

というのもある。

英語が苦手な人でも読みやすく、かつ英語をまとめて書く時に非常に参考になるだろう(Chapter 1と2はほんとおススメ)。

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2019年01月17日

英語らしい文章を書くには(2)『英語「なるほど!」ライティング』

語彙、文法で英作文を「正しく」書くこともさることながら、英語「らしい」文章を書くにはどうすればいいか。

その参考にと、12月に買っておいた下記の本を年末年始の休みの間にやった。



幸いにも、前回紹介した『英語は3語で伝わります【どんどん話せる練習英文100】』ともかなり重なるところがあり、とても参考になった。

『英語「なるほど!」ライティング』は

Part 1 英語のセンテンスを組み立てる
Part 2 アイデアを英語らしく表現する
Part 3 センテンスからまとまった文章へ

という項目からなる。Part 3はエッセイやe-mailを書く参考になるが、このあたりは他の専門書にあたるのがよい。

むしろ、英語らしい表現を書くにあたって、勉強になったのは、Part1とPart2だ。

『英語は3語で伝わります』でも指摘されているようなこと(例えば、受動態を使うなとかThere is/are構文を避けるとか)をある種説得的かつ系統立てて説明されている。

つまり英語の発想にもとづいた英文センテンスの作成や表現が学べるようになっている。ついでに章末の練習問題も適度な量で内容を確認できるので非常によい。

あえて、大胆に、英語らしい表現にするコツを本書からまとめてみると、

英語のセンテンスを組み立てるには、

1.日本文にある隠れた主語、視点を変えた主語を設定する。
2.能動態でモノを主語にすることによって因果関係が明確になる。
3.日本語の「ある」を「する」という観点から考えるとともに、「なる」はほとんど英語にする必要はない。

アイデアを英語らしく表現するには、

1.否定ではなく肯定で示す
2.日本の特徴である抽象、あいまい、冗長を、具体的(Concrete)、言い切り(Confident)、簡潔(Clear)に示す


という点に集約されよう。

私としては、とくに主語の設定という点が非常に参考になった。主語の視点をかえることによって、適切な強い動詞で示すことができ、この点は『英語は3語で伝わります』という本と整合性がある。

私たちは日本語に引きずられてどうしても、be動詞を多用しがちだが、適切な主語を設定して、それに見合う動詞をしっかりマスターすることが英語らしい表現にするためにとても重要だと思った。




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2019年01月10日

英語らしい文章を書くには(1)『英語は3語で伝わります』

オッちゃんの発想はすべて日本語である。どう逆立ちしても英語で思考するということは不可能である。

この現状を認めたうえで、英語ライティングの力をどのように上げるのか。

今の結論は、語彙、文法を身につけて、日本語で行われている思考を適切な英単語を用いて、間違いのない順序で書くことだと思っている。

ということで、これまで、文法をきちんと解説していくれている英作文の本をやってきた。それに加えて、例文シャドーイングや暗唱を通じて頭の中に英文ストックをためることを心掛けてきた。

しかし、問題は

英語は日本語と発想が異なる

という点である。日本語の発想をそのまま英語にしても不自然な英語、理解されたない英語になりがちだ。

つまり、日本語にひきずれられることなく、英語を書く必要がある。

ちょうど、編集者の中村さんから下の本をご恵投いただいた。



本書は前作『会話もメールも 英語は3語で伝わります』の第二弾だ。(私の感想はこちら。)


本書は、前作同様、3語(SVOがメイン)の英語で考えを組み立てれば、うまくしゃべれるようになる、という主張だ。

話せるようになるためには自分の日常に関するテーマで英語ができることが重要という観点から、以下のテーマが選ばれ、100の練習英文が紹介されている。

Ch 1 自分・家族・友人
Ch 2 見たまま、感じたまま
Ch 3 日本の魅力
Ch 4 仕事の話
Ch 5 気持ちと要求
Ch 6 練習

練習英文を音読して、Ch 6の練習で自分で話したいことを3語で組み立てれば、話せるようになる、という組み立てになっている。


このように本書はスピーキングがメインだけど、私としては、ライティングという観点から以下の2点が学べた。


1.日本語の「です」を「〜する」に転換する。

娘は大学生。音楽を専攻しています。
My daughter studies music at university.
私には寺社巡りが楽しい。
I enjoy visiting temples and shrines.
和食を作るのは簡単です。
We can easily cook Japanese-style dishes.
弊社の主力商品には・・・アロマオイルがあります。
Our main products include --- and aroma oils.
今回のプロジェクトには、強いリーダーを立てることが重要です。(重要です→必要になる)
This project needs a strong leader.

このように、何も考えなければ、be動詞やIt 構文、There 構文を使いたくなるものが、うまく別の表現で示されている。


2.視点を変えた主語の設定。

多くの人で込み合っていますね。
We see so many people.
券売機に英語の表示がありませんね。
We see no English instructions.
フェイスブックをやっているので、よろしく。
You can find me on Facebook.

日本語には主語を使わない表現が多いので、うまく主語を設定できれば非常に英語らしい表現になる例だと思う。

その他、useの活用、例えば

use small spaces (スペースを取らない)
have many uses (多様な用途)

はわかっていても自分では使えない表現だった。


このように、英語の発想を学ぶ上で、短くても三語で表現する練習はスピーキングのみならず、ライティングにも役立ちそうだ。
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2019年01月03日

9月のIELTSに向けて

これまで、英語学習の計画イメージは年度ごと(4月から翌年3月)に考えていた。

けど、今年度は3月のIELTSを見送ることにしたので、新しく英語の学習計画の見直しが必要だ。

まず、IELTSのWSで同時7.0以上という基本的な方針は変わっていない。

そこで、9月末のIELTSを焦点にする。

それまでは、Output2技能の実力をアップさせることに集中したい。


1)単語力の向上

英検1級からIELTSに移行し始めて、正直英検1級レベルの単語力が下がっている。仕事がら英語ニュースをあさる時があるけど、英検1級学習で見たことあるけど、思い出せないというのが増えてきている感じがしている。

そこでこれからは

英字新聞等でわからなかったら、単語ノートをつくる。それを繰り返して復習できるリズムをつくる。

あとはIELTSの単語集をやる。候補はこれ。



これは、どうもセルフスタディIELTS必須ボキャブラリーの著者RAWDON WYATTの最新版ではないかと思われる。Kindleでサンプルをダウンロードしたところ、単語帳ではなく問題集形式なので、飽きずにできそうだ。


2)スピーキング力の向上

実践力として、DMM英会話を2,3月、8,9月の4か月やる

ここ2年このペースでDMM英会話をやっているけど、これがちょうどいい感じだ。4か月のインプット、2か月のアウトプット練習というサイクルである。

インプットとして、高校教科書、DUOAll In Oneの音読をしつこく繰り返す。これらはすでに100回以上音読してきたが、さらにもっと自分のものにしていきたい。

一方で、シャドーイングの幅を広げる。教材としては、BBCの6 minites Englishを使ってみたい。これまで聞いたり、聞かなかったりだったけど、スクリプトがあること、内容テーマが面白いこと、新しい語彙も得られるという点からもう少し真剣に取り組もうと思う。


3)ライティング力の向上

これは最近楽しくなっている分野だ。格調ある英文を書くことができるようになりたいという気持ちが最近とくに強い。

オッちゃんなのに書いたら子供っぽいというのは避けたいし、多少スピーキングで不便があっても、内容のあることを読ませ、しかも教養ある英語で書けるようになれば、世界への発信が可能だ。(何を発信するかは置いといてw)

英作文の参考書としては、例解和文英訳教本をメインに、何種類かの本に目を通し、IELTSの過去問等を実戦用として練習していこうと思う


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(ネットで見かけたこれがきっかけで本エントリを書こうと思った。)

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2018年12月28日

今年の10大ニュース

今年は土日も結構仕事が入っていたので、年末年始は多めに休みを確保した。

時間があるということで、今年の出来事を10大ニュース形式で振り返っておきたい。



第10位 筋トレ開始

今年2月に5,6年に一回受けている人間ドックに行ってきた。結果は、便潜血とコレステロール値の異常値が発見された。コレステロール値はここ5年ずっと高いまま放置していたけど、便潜血で内視鏡検査、ポリープ発見、削除を行ったので、健康のありがたさを実感した。

体重もロンドン時代で太ったままだったので、コレステロール値を減少させるために、食事の改善(糖質制限)と筋トレを開始した。

Twitter界隈でも英語学習している人は、筋トレもしているようなので、私も7月1日から筋トレをはじめた。

おかげで11月に測ったコレステロール値は改善し、糖尿病のリスクをかなり減らすことができた。

仕事と勉強を続けるうえで、「健康な体」は重要な資本である。

ちなみに勉強になった本は






第9位 オフ会に参加

Twitterでは基本英語学習をつぶやいている人をフォローしているけど、Twitterを始めてから、英語学習を真剣にされている同年代(あるいは私よりもお若い方々)に知り合うことできた。今年は、前半に2回もお声をかけていただき、オフ会に参加した。(昨年大阪でオフ会参加したのが初めて。)

アスリートには「サンマ」(時間、空間、仲間の三つの間)が重要らしいが、英語学習でもそれは言えて(筋トレにも通じる)、Twitterで英語に真剣に向き合う人たちとの関係はとても刺激になっている。




第8位 猛牛ジム

JetBullさんの英語音読セミナー(猛牛ジム)に参加した。英語セミナーなるものに参加するのは初めてのことだ。土日も結構仕事が入るので、なかなかこういう機会に恵まれないこと(おかげでここ2年英検受験もままならない)、またTOEICセミナーが多いので、こういうチャンスが巡ってこなかった。

テーマ的にも、自分の苦手な音読だったので、大変勉強になった。

猛牛の音読ジム




第7位 Google HomeとAmazon Echo

今年はじめのころにGoogle Home(AIスピーカー)を手に入れた。また12月のサイバーマンデーでは勢いでAmazon Echoを2台購入してしまった。そもそもはAIスピーカーを使って英語の練習にならないかと思ったことがきっかけである。

最初はGoogle Homeを英語に設定して利用していたけど、家族の同意が得られず、日本語にしてしまった。

Amazon Echoのうち一台を英語化したいと思ったのだが、これもアカウント一つがだと機械が2台でも言語設定はどうも同じになるようだ。

でも、どちらもBBCラジオ(Radio4がメイン、リラックスはRadio1)がすぐに聞けるので、家にいるときに極力聞くようにしている。少しでも英語に触れる環境を持っておきたい。




第6位 ダウントンアビーなど

ロンドンから帰国後、Netflixでダウントンアビーというイギリスのドラマにはまったが、今年後半よりNHKBSでシリーズ1から放送されるようになった。Netflixでは英語字幕に英語で聞くということをやっていたけど、結構ストーリが追えていないところがあった。今回このNHKの放送を音声英語、字幕日本語を録画しているので、日本語で確認できるところが多い。

好きな海外ドラマを英語学習に生かすのは、とても大事らしいので、このドラマは私のmost favouriteである。

(といいながら、朝ドラの方に熱中しているときもあるw)

その他、Kindleで英語本も増やしていった。少しずつだけど多読と多聴を心掛けている。


第5位 献本


一種、番外編だが、ブログを始めて、たまに参考書の書評をしている。

会話もメールも英語は3語で伝わります


このエントリを読んだ本書の編集者の方が、この本の続きものを献本してくださった。

これ


この本の感想はまた今度書くとして、ブログを読んでくださって、こんな広がりがあるとは思わなかった。

これまた新しい出会いに感謝である。




第4位 DMMスピーチコンテスト

スピーキングの練習として、スピーチコンテストはいい機会である。でも学校ではよく行われているようだけど、社会人が参加できるものはしらない。(あったとしてもRealで参加するのは、シャイな私としては気がひける。)

そんな時、DMM英会話のスピーチコンテストが開催された。

テーマにそって、2分程度の動画を作って応募するというもの。

ちょっとした原稿だけど、何回も推敲して、練習して動画を作る。この作業を通じて、ちょっとYouTuberが楽しそうにやっている理由が少しわかったw

結果は落選だけど、面白い経験ができた。




第3位 インド英語など

今年は3月に初ラオス、5月末に12年ぶりのアメリカ出張があった。

どちらも英語を使う出張だけど、

それよりも何も、インド出張がとても刺激的だった。

インド英語の洗礼を受けつつ、インド料理(カレーだけどw)を堪能し、しんどいこともあったが、17日間有意義に過ごすことができた。

もちろんDMM英会話で普段のInput作業が有益だったかどうかがわかるけど、実際に仕事でいかせているかどうかが、おっちゃんにとっては重要。つまるところはいろいろあるけど、それでも普段の高校教科書音読などが徐々に活きてきている感じがしている。



第2位 作文教科書

スピーキングも重要だけど、今年は作文に力を入れている。

改めて以下の2冊はとてもよかった。

エントリ
英作文ハイパートレーニング

例解和文英訳教本


試験や仕事で英作文をしているときに、文法で不安になることがあるし、表現的にどうなんだろうと思うことが多い。前者は最低限の文法知識で英作文を行い、後者はさらに幅広く、また新しい文法説明で学習者の不安をとりのぞく参考書である。

この二つをマスターすれば英作文にかかわる文法面はかなりクリアになって、自信をもって書けるようになると思っている。



第1位 IELTS OA7.5


そもそも今年の目標はIELTSのリーディングとスピーキングで7.0以上を同時にとることだった。今年も2回受けたが、片方がどうしても6.5になってしまう。Output2技能の同時7.0は改めて難しいと思った。

それでも9月のIELTSではリスニング、リーディングで大きな失敗もなく、オーバーオールで7.5に到達したことは一つの成果といっていいだろう。社会的には4技能別よりもOAが見られるから。

とはいえ、人に良く見てもらうために英語を勉強しているわけではない。来年3月のIELTSは見送るが、全技能を7.0以上にしてみたいという夢は捨ててはいない。

当分は、基礎固めに力を注いでいきたいと思っている。





以上、どうでもいいオッちゃんの今年の振り返りでした。


今年もブログを訪問してくださり、ありがとうございました。

皆様もよいお年をお迎えください。
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2018年12月16日

猛牛の音読ジム

T’z 英語ラウンジで開催されたJet Bullさんの音読セミナーに参加した。

ツイッターでは英語系クラスタにいるので、勉強会やらセミナーなど情報は多く入ってくるけど、自分の関心にぴったり合うということはほとんどなかった。(TOEIC系が多いというのもある。)

今回のセミナーに参加しようと思ったのは、

講師のJet Bullさんは、ブログが勉強になることから、前から注目していた方だということ、ロンドン時代にSkypeで話したことがあり、一方的に親近感を持っていた、ということがある。

それに加え、テーマも私自身がずっと悩んでいる「声を出して練習する」、つまり音読だ。

<過去の悩み>
音読・シャドーイングに関する「私の履歴書」


これは参加しないともったいないと思い、予約開始すぐに申し込んだ(すぐに満席になったようで、決断としては正解だった)。

猛牛の音読ジム.jpg

一日参加して得たことをまとめておこう。


収穫(1)シャドーイングのやり方


シャドーイングのやり方については、ユーチューブでは確認したことあるし、シャドーイングの本も読んだことあるけど、いつも不安だった。

今回、生で人がやっているところを見ることができ、また参加者と一緒にできたのは、とても参考になった。

意味を考えずにシャドーイングしてもいいこと、ながらシャドーイングもいいことなど、自分がやっていたことが肯定されたので安心もした。


収穫(2)さらに先を目指す音読

一般的には、音声よりも早くシャドーイングできたら、その教材についてはOKとされる。(Jet Bullさんは逆シャドーイングと呼ぶ)

でもJet Bullさんの音読ジムはさらなる高みを目指す。

シャドーイング、音読を暗唱にまで持っていき、スピードにしても200wpmというニュース番組レベルまで持っていこうとする。

これは意味を考えながら暗唱するというよりも口が自動化することが目標になる。

それだけではない。今回は体験しきれなかったが、自分の言葉のように自在に操れる暗唱にすること、自在化が究極の目標だ。

セミナーで利用した教材は難しいものではないにもかかわらず、また文字数も100ワード未満だったのにもかかわらず、そしてほぼ一日繰り返したにもかかわらず、200wpmまで持っていくことはできなかった。(180wpm程度)


これからわかったことは、今まで音読、暗唱材料として使ってた高校教科書はまだまだやりこむ余地が残っていることに気がついた。


収穫(3)出会い

ツイッターで相互フォローしている方とお2人にあいさつができたw

また、ペアワークの相手となったとなりの青年がとても好感度の高い人で、発音が私よりも上手だったので刺激を受けた。長時間のセミナーで、へたってしまうのではと心配したけど、あまりに好青年ぶりに、いつもの「若者に負けたくない」モードが全開し(笑)、一日頑張れた。(席を手配してくださった主催者の方々に感謝。)

そしてなによりも生Jet Bullさんにお会いできた(笑)想像通り、いい方である。


いずれにせよ、今回のセミナーで音読やシャドーイングに対して強いモチベーションがわいたので、日々の勉強に取り入れていこうと思う。



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2018年12月13日

例解和文英訳教本を評す

今年度に入ってからちょくちょく英作文の練習として、和文英訳をやってきている。

今月から、小倉の『例解 和文英訳教本 (文法矯正編)』プレイス

を始めたので、その感想など。





きっかけは、大矢英作文本をやっているときに、Twitter上でツウさんを含め、複数の人から小倉本もいいよというおススメがあったので。

ちなみにツウさんの書評はこちら

一言でいうと

よくできている。

ライティングをしていて、ん?どうすればいいだろう、といった悩みを解消する文法事項が多い。

文法って英作文の時にもっとも試されるように思う。もちろん例文暗唱して英文ストックを増やしておけばかなり自然な英語を書くことは可能だけど、自分の言いたいことすべての表現を覚えられるわけではない。

その意味では、思考が日本語になっているおっちゃんにとっては、日本語の思考から持っている語彙で、文法的に正しく英文を組み立てられるようになりたい、と思っている。

この本は、そのような希望をかなえてくれる一冊だ。

しかし、文法用語は面白くない。一般的な文法用語って英語を学習するという人よりも英語を学問対象とする人が使うようなものだ。仮定法なんてその最たるもので、文法書や例文だけではなかなか身につかない。

本書は独特な文法用語を定義してくれており、学習者にとって目からうろこ、あるいはなるほどなぁと読み進められること間違いなしである。

例えば、

時制では、過去形は「時間的に遠い」「現実から遠い」「人間関係が遠い」で説明しており、この結果として

過去形といわれているものは「時間的に遠いこと」を示し、

仮定法過去は「現実から遠いこと」を示し、

依頼するときにCanではなくCould(より丁寧)を用いるのは「人間関係が遠い」からだと説明する。

これは非常に役立った。


また、冠詞では、可算名詞をイメージできる「可像名詞」という名前をつけることにより、冠詞の説明を読者によりわかりやすくしている。


使い方のおススメは、本書の使い方にも書いてある通り、

一度英作文をしてから解説を読む

方がいい。自分で一度悩んでおいて、読みながらその悩みが解決すれば、とてもすっきりする。

もし、英作文ができなければ、できないことを日本語でメモしておくこともいい。語彙を知らないのか、表現を知らないのか、例えば「昔」という表現がぴんとこなかったら、日本語で「昔」とメモしておいて、残りを英作文するなど、してもいい。

英作ができないところ、悩んだところをわかるようにしておくと、解説を読んだ時の吸収力は間違いなくアップする。


改善点をあえて言えば、紙上授業の再現のためか、自分が提案する文法用語についてちょっと言い訳ぽく書いたり(ここは遠慮せずどーんと主張してほしい)、解説文が冗長であったり、ちょっと脇道にいったりとしている。

できれば、解説はシンプルな説明だけにして、ページの余白を設けたり、英作文の解答例の解説を増やしてもらえるといいなと思う。

あと、通勤中に勉強する私としては章ごとに本をばらしたい。製本のときに章ごとに中扉を設けてくれるとありがたい。(これは英語参考書によくあるので、各出版社ページ数を節約しているんだろうなと想像している。)


ちなみに、和文英訳教本が難しいと思う人は、シンプルな大矢の英作文ハイパートレーニングをおススメする。

英作文の問題自体に難易度の差はないが、解説がシンプルかつ最低限必要な事項が学べる。

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