2017年03月28日

海外赴任・留学をひかえた場合に適した英語試験

さて、いよいよ明日帰国する。

これから海外にいく人のために、海外赴任や留学を控えてどのような勉強をすればよいか、特にどのような試験を利用して、勉強を進めればいいか、参考までに書いておこう。

英語試験はいろいろあるけど、正直、海外行って英語しゃべれるようになりたい、というのなら

TOEIC Speakingテスト

を強く勧めたい。これは留学、あるいは海外赴任に行く前にぜひ取り組んでおいた方がいい。

この試験は生活や仕事場で必要となるであろう会話を意識して作られているので、即効性が高い。TOEICの写真描写、応答問題などはほんとに反射的に英語をしゃべるように訓練される。また身近な話題だからなおいい。

ロンドンに来て困るのは日常的な場面でさっと反応するときだ。

私がFlat(マンション)の管理人マイケルさんと会話に困るのは日常会話のリスポンス能力がないため。職場やレストランでの会話なんて、まさにちょっとした場面での瞬間的な応答。「洗濯もの外に干したい」、「ごみは木曜日?」、「このおかしみんなで分けて」、とか日常の場面を英語でいう訓練をしていれば海外でなんとかなる。そのためにもTOEIC Speakingテストはオススメだ。

その点、英検1級はまったく役に立たない。日常の言語というよりも少々知識人っぽい、いわゆるインテリっぽいことしゃべりたい人にはいいけど、英検1級の面接試験は日常会話を要求していない。

私は英検1級ばかりやってロンドンに赴任した。多少の教養が必要なので仕事面では役には立ったが、日常会話が難しいということに気づいた。実際に英検1級でもリスニングパートのPart1(日常会話)は苦手である。

また時間があるなら、赴任前に映画やドラマも見ながら、日常的な場面でこういうのかというものをストックしておくのもいいだろう。

これらをやらなかったために、この一年間は簡単なことがいえないというジレンマに陥ったので、これから海外に出る機会のある人は、日常会話を大切に勉強してきたほうが生活は楽しめると思う。

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2017年03月26日

自分の日常を英語で言えるのか??

今回ロンドンの1年滞在を経験して反省点は、自分の日常を英語で表すことが難しかったという点だ。TOEICは点数だけにこだわって勉強したし、英検1級も合格目指して勉強してきたけど、意外に「生活で必要な英語を自ら表現する」能力が足らないことを感じた。

例えば、

洗濯ものを干す
ごみを出す
預け荷物を入れる
TESCOカードを退会したい
BT(インターネット)を解約したい

上記については、単語も知っているし、自分なりに表現できるのでやっていける。何が問題かというと「自然な表現なのかな?」という点だ。

例えば、解約関係だと

I would like to stop using the Internet.

とか

I would like to leave the TESCO club card.

とか電話で言ってみて、意思疎通はできているので、会話は成り立つ。

でも、ネイティブ(というかこちらに住んでいる人)はこういう言い方をするんだろうか、という不安があって、それがぬぐい切れなかった。

自分の生活で使う表現をストックしていなかったので、なんとなく翻訳調なのではないかと思ってしまう。

学生の頃に、以下の本の初版が出て、かなり日常の表現を身につけた覚えがあったけど、長いこと使っていないのでゼロに戻っている。

今思うと、赴任前にやっておきたかった本の一つだ。



おそらく自分の日常行動を日本語でメモをしておいて、それをどう表現するかというストックを持っておくと、日常会話は相当伸びると思う。結局日常の動作が表現で一番困ったりするからだ。

英検一級の勉強を通じてシリアの難民問題をそこそこしゃべれるようになっても、Flat(マンション)の管理人さんと芝生の手入れの話などはできなかった。

日常の行動を英語で解説する、間違ってもやってみる、その後不安だったら、表現をネットで検索する、表現を集める、ストックする、という地道な作業があれば、日常会話の達人になれると思う。

これは帰国後の課題である。
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2017年03月20日

暗唱プロジェクト(朗唱のまねごとw)

高校教科書を教材にしてすでに1年と2カ月がたった。



この本に触発されて高校教科書を購入した。

関連エントリ
2016年2月のエントリ「高校1年生の教科書をやることにした
2016年7月のエントリ「スピーキング基礎力をつけるには

これでかなりスピーキング基礎力がついたと思っていた。

そして8月ごろからリスニングと作文に力を注ぐようになって、一旦卒業していた。

でも「え!?暗唱と暗記は違うの?」に触発されて、再度重点的に暗唱に乗り出した。

基礎はできているからすぐに覚えられるだろうと思ったけどそうでもなかった。口をついて出てくるようになるというのはかなり難しい。

やり方は

1)とにかく聞く
ただ流し聴きだけど、聞いて音のイメージを頭に残す

2)音読する
この時、聞いたままの感じで音読する。あるいは聞きながら音読する

3)暗記する
このプロセスは小さい方がいいので(暗記でなく口について出るようにしたいから)、ひと段落言ってみようとして言えなかったら、何度も音読して、だんだん目を離して音読するような感じで覚えていこうとした、

またあまりやる気がないときはとにかく音読の回数をこなした。音読さえしていればあとで思い出したりすることも可能なので。

4)発表する

成果をどこかで発表したいと思い(そうしないとだらける)、暗唱が完成したごとにツイキャスで放送した。最初は3000ワード程度で区切り、二回目以降は2000ワードで、教科書全部で1万ワード前後の文を暗唱したことになる。

暗唱の結果はこちら。(発音はカタカナ英語で恥ずかしいw)

暗唱の成果1

暗唱の成果2

暗唱の成果3(接続が悪く途中できれた。)



暗唱の成果4

暗唱の成果5


暗唱に効果はあるんだろうか?最初は意気込んでやっていたけど(12月から1月半ばまでで3000ワード覚えている)、だんだんしんどくなったのは事実だ。

暗唱で気がついたのは、自分の苦手な時制、冠詞、単複数に気をつけるようになったこと。なぜ冠詞が使われるのか使われないのか、複数になるのか、時制が現在になっているのか、自分なりに調べて理由付けしていくと苦手な部分の補強にもなっている。

高校一年生用の教科書なので表現は難しくないが、ちょっとした言い換えなどもあり、とても学ぶことが多い。

例えば、A few minutes later を a few moments later に言い返していたり。

日本に帰国することもあり、これで一旦高校教科書の暗唱を卒業するけど、ときどき繰り返しておく方がいいようにも思っている。






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2017年03月18日

能動語彙強化プロジェクト

能動語彙を増やすべく、前々回の英検が終わってから、英英辞書を使って、定義の再確認を行ってきた。

関連記事
英語の土台がほしい(翼はいらんけどw)


1)語彙リストの選定

まず頻出語彙を自分のものしたいということから、辞書の太字とかアルクのものとかいろいろ検討したけど、実際にどれだけ使われているかというものが気になったので、以下の語彙リストを採用した。

New General Service List (NGSL)

HPを読む限りコーパス研究にもとづいて、一般英語の中でもっともよく使われる語彙をリスト化し、2800程度の語彙で一般英語の93%をカバーしているという。このレートはもっとも高いものだと作者は自負している。また作者たちは青学短大と明治学院の先生たちなので親近感もある。


2)方法

次にやり方をどうするかだけど、英英辞書ですべて英語での意味を確認し、字義の説明をいったん覚えて、Excelで打ち込むということをした。

英英辞書の活用は、JetBullさんも勧められていたのと(グプタさんのインタビュー記事)、英英辞書を読めば、英語を英語で説明できるようになるのではと思ったからだ。石渡さんも英語の独り言をしながら英英辞書を使うことで英語脳ができると勧めている。



いったん覚えて書くというのもJetBullさんのブログ記事(スコアに差がつくノートのとり方)に影響されている。数分たてば忘れるかもしれないが、ただ英英辞書の内容を移すというのは能がない。少しでも脳に残ってくれればと思って、「いったん覚えてから書く」という方法にした。

<作業のイメージ>
1703NGSL.jpg


3)時間

石渡さんの本では、そんなに時間がかからず5分ぐらいで5語ずつと書いてあったけど、とりあえず一日20分を目処に20語ずつやるということからはじめた。その後だんだん毎日の語学学習の中心になり、ここ一ヶ月は一日1時間50語程度(ときにはそれ以上)をやってきた。2800語のリストをほぼ4ヶ月で終了することができた。


4)期待される効用

「どんな語彙も簡単な語彙と言い回しで表現できる」というのは英英辞書の魅力であり、やっていて毎日、「へー」こういうのか、という発見の連続だった。これが身につけば、本当に英語の表現力が豊富になると思う。英英辞書は「頻出語彙リスト」と「他の語彙による言い回し」を勉強するには最強のツールだと思った。


5)辞書について

ロンドンで買ったOxfordの普通の辞書でやってたけど、解説に使われている語彙自体に馴染みがないことがあり、オンラインのOxford Learners' Dictionaryを併用した。英語が第二言語の場合は、学習者用辞書の方が圧倒的にわかりやすい。


6)今後について

本当はNew Academic Word List(NAWL)の1000語程度も追加してやろうと思っていたけど(意味が曖昧あるいは知らない単語だけ続けている)、ちょっと方法論を見直そうと思っている。

というのは、意味を確認する作業であり、使い方(例文)にまで手が回っていないこと、一部の語彙は自分で使えないというのがはっきりわかり、備忘録用のメモを作ったので復習しておきたいこと、辞書の選定をもう一回やり直したいというのがあるから。

いずれにせよ、一年かかるかなと思っていた作業がとりあえず4ヶ月弱で終了したことはうれしい。4月以降に新しいやり方ですすめようと思う。

<備忘録用メモー持ち歩いて確認をしている>
IMG_1089.JPG
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2017年03月15日

ESOLで知った最強の無料英語教材

子供が通っている学校では、外人がとても多いので、無料で親のための英語教室を週一回提供してくれていた。

ESOL(English for Speakers of Other Languages)だ。昨年の10月ごろから始まって、昨年は毎回出席してたけど、今年になってからは仕事の都合で出席できなかった。

先生はオーストラリア出身でイギリス人のご主人を持つ女性。ご主人に直されたのか(笑)きれいにイギリス英語を話す人だった。

生徒はヨーロッパが大半でアジアではミャンマーの人と日本人3人の合計4人だった。当然出席するのはお母さんばかりなので、最初は居場所がなかったが、マケドニア、フランス、ポルトガル、日本のお母さん方と仲良くなり、とくに学校に関する情報交換はとても役に立った。

先週、久しぶりに、そして最後ということで顔を出してきた。そのとき使っていた教材がとてもよくできていたのでシェア。

Breaking News English

このHPでは、頻繁に英語のニュースが更新されるとともに、平易な英語で書き直されている。同じニュースであってもレベル別に何種類もの文章が用意されている。それに加えて、文法、内容理解、リスニングと大量の問題演習がついている。

リスニングにいたってはブリティッシュ英語とアメリカ英語を選べて、無料で配信しているという親切さ。

一回の教材でも全部やろうとすると相当大変だ。見てると二日に一回更新されている。当然、すべてを二日間でやりきれる量ではない。でもやれば相当力がつくことだろうと思う。

とくにすぐに英字ニュースに取り組めないという人にとってはニュースに慣れる練習になるのではないだろうか。


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2017年03月14日

個人レッスン

今年1月の第2週から、掲示板で見つけた英語の先生(男性)に発音の個人レッスンをお願いしている。自分で発音練習してみてもしっくりこないからだ。

合計で10回のレッスンをしてもらった。本物の英語の先生ではないけど、韓国で英語を教えていた経験もあり、またロンドンでも日本人、韓国人に個人的に英語を教えているという。(その分価格が半額近かった。)

発音は「イングランド中部の出身なので」と謙遜されていたけど、十分標準的な英語を話していたので、お願いした。発音の専門家ではないけど、勉強になった。

毎回のレッスンは

最近の出来事を話して、文法的にも表現的にもネイティブらしい言い回しに修正してもらい、その後、母音、子音を練習するというパターン。最近は暗誦している英語の発音を見てもらったりした。

結局、私の課題は以下の発音ということがクリアになった。

母音
/æ/ 小さく「ェ」と言った直後に「ア」と発音する
/ʌ/ 口をあまりあけず、のどから短く「ア」と発音する。口の中ほどで発音する[ア]
/ɒ/ 口を開いた[オ]。

子音
/ʒ/ 舌先を上あごにつけないで振動させる
/dʒ/ 日本語のジャに近い

毎回先生からは「in the right direction」とは言われるけど、まだまだ練習が必要。

今後も続けて修正していこうと思う。

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2017年03月12日

英検ライティングとスピーキングの高得点のコツ

まぐれで、英検1級のライティング、スピーキングの満点を取ったことのあるオッちゃんとしては、英検のOutput2技能試験でちょっと思うところがある。

英検1級のライティングやスピーキングは他の試験と違って、私は、英語の運用能力(Output技能)というよりは、社会性の高い話題の発信力が問われているのではないか、という仮説を持っている。

その根拠は以下の通りだ。

1)採点項目の内容

IELTSを受けたことがあるけど、これらは確実に英語の運用能力(Output技能)を測っている。というのもIELTSの高バンドのスピーキングを聞くと、内容なくてもFluencyであったり、語彙であったりが重要だからだ。もちろんライティングもスピーキングもcoherenceは重要だから、聞かれてもないことを支離滅裂に話してもだめだけど、採点基準が英語の運用に重点が置かれている。

一方、英検英作文には「内容」の項目が採点全体に影響することが多い。内容が良いと全体的に点数が上がる傾向があるのではと、以下の実験的取り組みから感じている。
(「英検英作文の採点基準を考える」)


2)経験

私の経験もそうだ。スピーキングが満点取れたトピックは「Urbanization」。ライティングで満点取れた話題は「農業問題」。Urbanizationは、ラッキーなことに英文報告書を書いて、内容についてロンドンの仕事仲間と議論したことがある話題だった。農業問題は、大昔某県の農産物輸出振興にちょっとかかわったことがあり、ある程度の知識を持っていた。農業問題は書いているうちにそこまで細かく書かなかったけど、ストーリーを考える上でその時の体験が活かされた。

どちらも英語的にはあとで文法的、語彙使用の間違いに気づくほどのレベルだった。それでも満点が取れたのは内容についてそこそこ納得のいくものだったからだろうと思う。とくにスピーキングはライティングの採点者と違って顔の反応が見える。満点取った時のQ&Aでちょっとした知識を披露したら、感心していたので、やはり内容面でのインパクトが大きかったのではないかと察している。


3)英検の趣旨

そもそも英検1級の目安には、

二次試験では2分間のスピーチと、その内容への質問がなされます。カギは英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力。世界で活躍できる人材の英語力を証明します。

とあり、審査基準には

話す:社会性の高い幅広い話題についてやりとりすることができる。
書く:社会性の高い幅広い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。

とある。

結局、英語のみならず社会性の高い話題について、発信、対応する能力が必要だということ。いいかえると、社会性の高い話題をキャッチし、自らの考えを持たないといけないし、それをうまく英語にのせて発信しないといけない。

以上から、英検1級のライティングとスピーキングには、英語というよりも英語での社会性の高い話題の発信力が試されていると思っている。

となると、どう対策するか?

1)英作文対応の参考書を繰り返す

これは初期のころ、やってたけど『英検1級英作文問題』の予想問題の解答例を暗記するとともに、自分でも作文し、英作文のフルーツフルイングリッシュで添削していた。

また、『英検1級英作文問題』の別冊も幅広い話題に関する論点が会話形式で理解できるので、おススメ。


2)過去問のサンプルアンサーを繰り返す

これは中期の頃やっていた勉強。英作文や面接の模範解答を暗記し、サンプルアンサーを暗唱していた(とくに英作文)。サンプルアンサーを利用して英語のみならず社会性の話題に強くなるという意図だ。




3)英字新聞で社会性の高い話題をキャッチし、自分の考えをまとめる

これは昨年11月あたりから本格的にやっている方法だ。DMMディリーニュースを用いて、自分で問いに答え、Discussionトピックに基づいて自分の意見を1人スピーキングしている。そして、For and Against(同意と反対)というテーマで英作文をしている。(「1日30分のOutput2技能の練習法」)

1級試験の場合、流暢に英語を話せる・書けるに越したことはない。それでも流暢さ・文法の正確さのみならず、あくまでコミュニケーションなので、面接官や採点官が納得できるように自分の意見をのべたいと思っている。





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